民主党に「敗北」の二文字は無い。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





夕刻の備忘録 様のブログより。




民主党は決して負けない。
民主党は不敗である。
同時に腐敗でもある。

民主党に「敗北」の二文字は無い。
彼等は負けを認めない。だから「負けない」。
いやその前に、ゲームの終わりを見ようとしないのである。

カードゲームならカードを投げ捨て。
将棋なら盤を引っ繰り返し。
口喧嘩なら、勝手に勝利宣言をし。
会議なら議事録を取らない。
領収書はコクヨで。
取引先は国籍不明である。

誰からでも金を貰い。
誰にも渡さない。

こんな連中が「敗北」する筈がない。

               ★ ★ ★ ★ ★

それに引き替え、自民党は必ず敗れる。
試合終了のその場に立ち会う自民党は必ず負ける。
何しろ対戦相手がそこに居ないのだから。
勝ち負けを決めるのは、あのマスコミなのだから。
それを信じる「心優しき市民」なのだから。

今回もまた負けた。最近では正義は必ず負けるのである。
麻生・三橋・藤井・中野連合は完全敗北を喫した。

日本の強みは何か。
先ず第一に高度な技術力である。
そして、国債を国内だけで賄っている経済基盤である。
従って、金が無くなれば刷ればいい。
そう彼等は主張してきた。公共投資の重要性を訴えてきた。

麻生が長年に渡って主張し、そして多くのフォロアーを生んだこの主張の根幹は、この二点にまとめられるだろう。デフレからの脱出。この大問題のために、国債と技術力、そして勤勉な国民性の全てを、まさに総動員せよと強く訴えてきた。消費税を含む増税は、それを為した後だと口を酸っぱくして言ってきた。

完全なる正論による、完全なる勝利のはずであった。

しかし、民主党は負けない。
負けるゲームはゲームではない。
前提条件を破壊すれば、勝敗は逆転する。
そもそも試合が無かったことになる。

そこで彼等は、日本の技術力を近隣諸国に垂れ流した。
技術で優位に立つ日本が許せなくて、それを無償供与した。
その名目は、東アジアの友好である。

そして、総額十兆円にも及ぶ金を横流しした。
その名目は、東アジアの安定である。

そしてそして、国債の持ち合いを許そうとしている。
その名目は、東アジアの発展である。

高度で安定した技術力をタダでくれてやり、そのほとんどが日本国内で処理されている国債に、得体の知れない国々を絡ませて、その信用を地に落とそうとしている。

そこで財務省の出番である。

藤井や中野が、三橋が過去のデータから論理的な追求をしても無駄である。あったはずの金をばらまいたのだから。今はもう金が無いのである。増税をしなくても、やれるはずだった、それだけの信用があった、そのはずの信用はもう無いのである。無い袖は振れない、よって増税あるのみなのである。財務省はこう高らかに宣言するだろう。「あなたがたのデータは古いのです、もう金はありません。使い果たしました、だから増税やむなしです」と。

震災の復旧復興には、一年がかりで数兆規模である。
「東アジア」の為には、一夜にして十兆円の規模である。

斯くして、野田・安住・財務省の「卓袱台返しトリオ」の大勝利が確定した。彼等は世界最高のビジネスが出来るのである。それは彼等にとって、「日本そのものが世界最高の商品」だからである。それを売る、しかも無償で、オマケをつけて。これを買わない国があるだろうか。ヤクザの金儲けに「組織売春」という仕組がある。これに倣えば、まさにヤクザ政党による「組織売国」である。

我々は売られたのである。
取り戻すのは容易なことではない。

先ずは、ゲームの前提条件を覆して「不敗を気取る」この連中を始末せねばならない。そして、内外に「ゲームの無効」を宣言しなければならない。中途半端な態度では無理だ。主権を投げ出し、領土を売り、苦しむ国民を放置している「国家国民の敵」である。それ相応の覚悟のもとでやったことだろう。その覚悟を見せて貰おうではないか。

民主党に「敗北」の二文字は無い。
唯々「殲滅」あるのみである。