北朝鮮で金正恩体制から民心が離れていると云う。当然だろう。正恩は軟弱な若造に過ぎないし、一国の指導者たる資格も能力もない。国民が地獄を這いずり回るような北朝鮮 で、おいらは何をしたらいいのだと途方にくれているでのはないか。どうも見ても根性が座っていない顔つきだ。
さて、この正恩に闘魂を注入しに行ったのか、アントニオ猪木 が訪朝した。帰国直後のインタビューによると、北朝鮮 は「ミサイル失敗でがっくりというのはない。またやればいいと云う感じだった」そうだ。そしてご本人は、出入国の際、容疑者扱いで荷物を調べられ、日本の税関職員に対し怒りを爆発させたと報じられている。
何がまたやればいいだと、実に腹立たしいインタビューだが、敵国の祝典にのこのこ出かけるとは、そもそもこの人、何を考えているのだ。しかも鍛え抜いた体力とワザを持ちながら、手ぶらで帰ってくるとは何なのだ。正恩に延髄切りか卍固めを決めて、拉致被害者をひとりでもふたりでも連れて帰ってきて欲しかった。
北朝鮮 はわれわれの同胞を何百人も誘拐し、麻薬や偽札をばら撒く敵国だ。この厳然たる事実を無視して、日朝友好を演出したがる奴らは、格闘家であろうと政治家であろうと許せない。猪木め、荷物チェックくらいで怒るとは、何を調子に乗っているのだ。時期を考えれば、容疑者扱いされて当たり前じゃないか。本来なら徹底的に調べ上げられ、敵に便宜を図ったとの確証あれば、国家反逆罪で処刑されても文句は云えまい。
兎に角、わが国は敵国に対して甘すぎる。北朝鮮 への経済制裁を徹底的に強化せよ。朝鮮総連 を弾圧して解体せよ。政界に巣食う北のスパイを全員逮捕せよ。いずれも、ふつうの国ならとっくに昔にやっていることだ。
ところで正恩をビンタしていないとすれば、猪木の訪朝理由は何だったのだ?ミサイル発射を見物に行くなんて不見識極まりない。有名人による謎の行動なのに、然程話題にならないところがすごく不思議だ。
