先週に引き続き今日も長崎市に来ています。
今回は、国際ロータリー2740地区大会で講演しました。
こちらは桜も満開、もう春ですね。
さて鳩山由紀夫氏が、野田総理の訪問中止要請を振り切り、イランを訪れました。
今世界は、イランの核開発を阻止すべく、制裁措置をとっています。その中でイランを訪問する事は、国際社会のスクラムを崩すことになります。
彼は民主党の外交安全保障の最高顧問なのですから、私的訪問との言い訳は通じません。
案の定、米国からは不快感が伝えられているとの事です。
勿論、政府と一体となり同盟国の米国とも調整しながら、イランの軟化の可能性を見極めた上で、総理の特使としてイランに赴き、大統領と会談する事はあり得ます。しかし政府とは何の相談もせずに気軽に行くというのですから、開いた口がふさがりません。
外交では残念ながら、無邪気な善意はまったく通じません。
相手にとっては、いいカモがやって来たということになってしまいます。