河村たかし発言について。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 






西村眞悟の時事通信 より。





 二月二十日に、名古屋市長の河村氏が、「南京事件はなかった」と市を訪問した南京市共産党委員に発言し、中国外務省が反発し、中共のマスコミが騒ぎ、
 その中共の反応を見て、日本国内でも「不適切」とか「相手と時を考慮して発言すべき」だとか、ほざいている。
 何故か、「南京事件があった」と叫んでいる中共が、「なかった」となると面目丸つぶれだからである。

 これと似たような現象があった。一昨年の晩秋、海上保安官の一色正春さんが、中国漁船の我が巡視船に対する突撃の映像を公開したときだ。
 この時、こともあろうに、菅内閣の菅と官房長官の仙石は、一色正春さんを、検察を使って罪人扱いした。任意と称して完全な強制捜査を行った。
 では、何故、菅と仙石そして外務大臣は、この海上保安庁が撮影した映像を国民に隠していたのだろうか。その理由は、その映像が公開されれば、中共の言っていることが「嘘」だと分かるからである。
 中共は、「嘘」を言って被害者面をしていたが実は衝突の加害者であったことが分かっては面目が潰れる。それ故、菅と仙石は、すなわち、総理と官房長官さらに外務大臣は、海上保安庁の映像を隠し中共の「嘘」がばれないようにしていたのだ。
 従ってその時、菅内閣の総理と官房長官と外務大臣は、日本国民の為にいたのではなく中共に迎合し中共の為にその「嘘」がばれないようにしていた中共の飼い犬だった。

 一色さんが公開した映像と、河村名古屋市長の発言は、共に「真実」なのだから、映像公開と発言それ自体を非難し、批判する者は、論理必然的に、中共の「嘘」に荷担する中共の犬、走狗である。従って、あの映像とこの度の河村発言は、共に我が国内における中共の走狗は誰かを明らかにしてくれた。

 相手が「嘘」を言っているとき、映像であれ発言であれ、どんどん公表しなければならない。そうしないと、相手の思惑通り、「嘘」が真実としてまかり通ることになる。

 そこで、指摘しておきたいことは、真実を貫くには「覚悟」が必要だということ。
 何しろ相手の中共・支那は、「嘘を百回つけば真実になる」と思い込んでいる輩であり、さらに「嘘をつきながら武力で脅せば嘘も真実になる」と思っている「力の信奉者」であるからだ。
 従って、南京事件が「あった」という嘘を真実にする為に、武力を行使してくる可能性がある。
 それ故、覚悟とは何か。もうお分かりだろう。
 中共の「嘘」に断じて迎合せずに、我が民族と国家の名誉を護ることであり、その為に、中共の「武力」とバランスにおいて均衡しまたはそれを凌駕する「武力」を我が国自身が保有することである。
 
 相手は、支那・中共である。騙すより騙される方が悪いと思っていて、嘘をつくことは悪くはないと思っている。
そして人のものは自分のものだと思っている。
さらに、武力を行使することに関して、狡猾で残忍である。
要するに、中国共産党は地球の疫病神だ。
 この中共の「嘘」に屈服することは、中共が我が国を属国扱いすることに同意したに等しい売国的行為である。
 従って、せっかく相手が大騒ぎしてくれているのだから、この機会に、断じて「真実」を貫いて「南京事件はなかった」と世界に鮮明に印象付けるべきだ。

 来月号の雑誌「正論」では、この「南京事件はなかった」を主題にするという。まことに望むところの編集方針だ。
 本日、その「正論」に掲載する拙文を送信した。





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