「山のような証拠」を出してやろう! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 






夕刻の備忘録 様のブログより。




「グローバル」が大好きな人達に、その意味を聞いてみたい。
「グローバル」とは、叫び続けることなのだ。
嘘でも捏造でも構わない、我欲の為には嘘を吐き続ける。
それが世界標準であり、グローバリズムの依って立つところである。

それは世界が繋がることでも、ましてや仲良くすることでもない。

「国際的な意味」での国益とは、このことである。自分の利益を追求することそれ以上に、他国の利益を侵害し、掠め取ることで「効率」を高めることである。これが「グローバルな意味での国益重視」である。「自らの成長の為に」「他国の利益も尊重して」などというのは、日本特有の「ガラパゴス思想」なのだ。余りに貪欲だと自分の取り分が減るから、他国の心配も時々する。それが国際社会の「思いやり」である。

従って、ごく普通の日本人が唱える「グローバリズム」など全くその名に値しない、極めてローカルなものである。極論すれば「日本人であることを捨てない限り、グローバルな思想など持てるはずがない」。また本来、持つ必要もなかったのである。

なのにトビラを開けてしまった。開いたトビラから有象無象が侵入してくる。斯くなる上は戦わずには済むまい、それが現状である。

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平気で嘘を吐く。朝から晩まで嘘を吐く。それが世界標準である。個人のレベルまで降りれば、それはまともな人も居るだろう。しかし、国家同士の外交とは、嘘の吐きあいであり、腹の探り合いであり、面従腹背の裏切り合戦である。

「山のように証拠がある」と嘯いて、未だに何も出て来ない。
山から一つも取り出さない。ならば、こちらから出してやろう。

先ず「論理的」に有り得ない。
三十万人の民間人が「その地にその瞬間に存在しなかった」以上、有り得ない。

続いて「物理的」に有り得ない。
如何なる方法であろうとも、三十万人に対応するだけの武器も、弾薬も、もちろんこれを遂行する兵士達もその地に存在しなかった。

さらに「軍事的」に有り得ない。
何故、その地だけに執拗に拘り、他では無かったのか。そんな戦略は有り得ない。

抵抗する者は居なかったのか、逃げおおせたものは居なかったのか。遺体は何処に消えたのか。戦前も戦中も戦後も一貫して、日本に好意を寄せ、ある一定の範囲ではあるが、互いに信頼関係に結ばれた人達が、双方に存在するのは何故なのか。

こんな馬鹿馬鹿しいことでも、大声で叫び続けなければならないのが、グローバリズムである。沈黙は「肯定」だと扱われる。一旦そのように扱われると、逆転することはほぼ不可能である。何故なら世界中が、このことによって「ある利益を得る」からである。その方が好都合だからである。

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その台詞はこちらのものだ、状況証拠なら「山のようにある」。後はどれだけの日本人が本気で、この連中と戦うか否かである。「沈黙はその場で負け」になるゲームに、どれだけの日本人が参加するかである。

まさに不毛である。無益である。しかし、不毛で無益でもやらねばならない。世界は不毛で無益なところから、益を絞り出して生きているのだ。そんな世界が嫌いなら、「グローバルな視点で」などと寝言は言わぬことである。

さらなる状況証拠の一つを挙げておく。
小林秀雄は何を見て、何を感じたか。

小林秀雄だけではない、当時の証言を集めれば、幾らでも反論は可能なのだ。それを一国民までが徹底的にやり抜く覚悟があるか否か。問題は、その覚悟だけなのである。

口先だけで「子供達に借金を残さない」などと言っている連中が、それよりも遙かに悪質な「借金」を子供達に残そうと画策しているのである。これこそが「本物の負の遺産」である。「不法占拠」の四文字すら口に出来ないゴミどもが、さらに増やそうとしている負の遺産である。外交の不作為は百年祟る。事件は「玄葉 」で起きているのだ。


「杭州より南京(抜粋)」小林秀雄(昭和十三年五月)
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