菅直人が福島第一原発事故について「事故が大きくなったほとんどの原因は、東日本大震災が発生した昨年3月11日の前にあった」との見解を示したそうだ。まさに、そのとおりだ。事故拡大の原因は、お前が首相だったことだ。そもそも民主党 政権でなければ、事故があっさり収束していた可能性は高い。
なにしろ菅直人は逆上して半狂乱になり、意味不明の朝鮮語を喚いて官邸や東電で大暴れした。防災基本計画に基づく原子力総合防災訓練から事故対応マニュアルまで、全てを無視して暴走した。法律で定められた災害対策会議すら何故か開催せず、思いつきで似て非なる会議を次々とでっち上げて指示命令系統を混乱させた。まさにゴジラ のような破壊力だった。
もちろん菅だけが犯人ではない。IAEA の奨めで麻生政権が計上していた原発安全対策予算はじめ、災害対策費や学校耐震 化予算も削ったのは、民主党 の仕分け芝居だ。枝野や蓮舫がスター気取りで役人を苛めながら、わが国の安全防災体制を根底から覆してしまった。これこそ民主党 の組織的犯行と見るべきだろう。
恐ろしいことに、菅直人と民主党 は責任を認めず、事故に関する全ての罪を東電におっかぶせようと計略をめぐらした。「異常に巨大な天災地変による事故なら、電力会社は免責」と定められた原子力賠償法を一切無視して、東電を経営破綻寸前にまで追い詰めた。証拠隠滅を図る政界の悪党共に、わが国の誇る電力会社と原子力技術を潰されてなるものか。
さて、菅直人が原発事故を拡大させたのは事実にせよ、犠牲者はひとりも出ていない。チェルノブイリ以上の大事故だとか、北半球が吹っ飛ぶとか騒いだ馬鹿共はいつの間にか消えた。反原発のキチガイ 左翼が、年間１ミリシーベルト 云々と主張するが、宇宙 飛行士は年間で400ミリシーベルト 以上も浴びるし、1日1箱タバコを吸うなら年間で12シーベルト （12000ミリシーベルト ！）にもなる。放射能なんてどうってコトないのだ。
菅直人が今すべきは福島事故拡大に関する個人的責任を素直に認めることだ。そして何の根拠もなく、強引に原発を停止して電力不足を引き起こした過ちを、国民に土下座して詫びることだ。原発は安価で安定的な電力を生む、わが国にとっての貴重なエネルギー源だ。お前させ居なければ何の問題もない。
それが証拠につい最近、オバマ政権の肝いりで、米ジョージア州で原発が新規建設されることになった。福島の経験を経て原発が如何に安全か、よく分ったからだ。そして、アメリカ には菅直人が居ないからだ。