脳天気なプチナショ 様のブログより。
京都市長選挙が終わった。
(以下引用開始)
京都市長に門川氏再選 再対決 中村氏破る
京都新聞 2月5日(日)20時39分配信
任期満了に伴う京都市長選は5日、投開票され、民主党、自民党、公明党、みんなの党、社民党府連が推薦する現職の門川大作氏(61)が当選確実となり、共産党推薦の新人で弁護士の中村和雄氏(57)を破って再選を果たした。
市会与党をはじめとする幅広い支援を受けた門川氏は、厚い組織をバックに終始安定した戦いを展開。1期4年の実績も評価され、前回より得票を大きく伸ばした。2期目は、地域経済再生や行財政改革、京都の発信力の強化などリーダーとしての手腕がより問われる。
投票率は前回より1・05ポイント減の36・77%で、過去4番目に低かった。
■開票結果(選管最終)
当221,765 門川 大作 無現
189,971 中村 和雄 無新
・門川 大作氏(かどかわ・だいさく)
1974年、立命館大法学部卒。京都市教育委員会事務局に入り総務部長、教育次長を経て2001年教育長。08年2月に市長に初当選。指定都市市長会副会長。京都市中京区西洞院通二条上ル。当選2回。
<京都市長選>現職の門川大作氏が再選 中村和雄氏を破り
毎日新聞 2月5日(日)20時49分配信
任期満了に伴う京都市長選は5日投開票され、無所属で現職の門川大作氏(61)=民主、自民、公明、みんな、社民京都府連推薦=が、無所属新人で弁護士の中村和雄氏(57)=共産推薦=を破り、再選を果たした。門川氏は山田啓二・京都府知事との「府市協調」態勢をアピール。推薦を受けた5党や経済団体の支援を受け、前回選で951票差に迫られた中村氏をかわした。投票率は36.77%(前回37.82%)。
「大阪都構想」が争点となった昨年11月の大阪ダブル選後はじめての政令市長選だったが、大都市制度をめぐる論争は低調で、地域経済や雇用、財政再建などが争点となった。
門川氏は当選のあいさつで「府政と連携し、新しい時代を作りたい。原発に依存しない社会に向け、大阪市や神戸市と協議し、政令市がエネルギー政策転換の先頭に立ちたい」と抱負を語った。選挙戦では、行財政改革や市営地下鉄事業の収支改善などの実績を強調。5党の支持層を手堅くまとめた。
中村氏は脱原発を前面に掲げたが、無党派層に浸透しきれなかった。【古屋敷尚子】
(以上引用終了)
京都は日共が強い。
以前、拙ブログでも書いた通りである。
現に、京都市長選挙は「日共対その他大勢」でないと勝負にならないくらいである。
それに門川陣営には、何と、反原発の社民党までついていたのである。
これで互角の戦いなのだから、いかに京都は日共の牙城であるかが解ろうと云うものである。
しかも門川対中村の戦いは2回目で、前回はわずか951票差まで詰められての僅差で門川が当選。
日共としては、まさに捲土重来と云ったところであった。
僅か951票差ならば、日共は、次はひっくり返せると踏んだのだろう。
それに、3・11の東日本大震災・福島原発事故を影響で、全国的に反原発のブームが澎湃と湧き起っているさ中である。
反原発の風を一手に引き受けようと、帆をいっぱいに張って、日共は京都市長選挙に臨んだ訳である。
反原発で活動中の俳優の山本太郎を応援弁士として招聘したり、中村のHPには反原発を訴える”有名人”を揃えて、反原発を訴えた。
でも、京都市に原発は無いし、大阪市のように関西電力の大株主でもない。
選挙の蓋を開けてみたら、どうだったか。
投票率は伸び悩み、票差は前回よりも大きく開いた。
確かに、互角の戦いではあったものの、前回の951票差と云う僅差よりかは、大きく票差が開いた。
これは、反原発戦術が京都市長選挙に於いては不発に終わったことを意味していないだろうか?
反原発、反原発と連呼すれば、草木も靡くと思ったのが大間違いで、京都市民はもっと冷静に堅実に判断して一票を投じたと云うことであろう。
反原発は、幾ばくかの票には結び付いたのかもしれないが、当選を引き寄せることは出来なかった訳である。
今、反原発は”ブーム”である。
多くの国民は反原発的な気持ちであることは間違いなかろう。
だから、原発の早期再稼働のハードルは高いと思う。
だが、だからと云って、長年、反原発を唱えてきた左翼に対して、国民は短絡的に支持をしようとしてはいないのである。
反原発、反原発と連呼したところで、必ずしも投票行動には結び付かない。
これは、左翼、日共や社民党などの今迄の言動が、厳しく評価されていることに他ならないとは云えないだろうか?
反原発は結構。
でも、反日左翼には靡かないよ。
これが多くの国民の真意ではなかろうか。
反原発では当選出来ない。
日共も社民党も、よく肝に銘じておくべきだろう。