ヒール小沢はギブアップするのか? | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








yohkan様のブログ・愛国画報FromLA より。





プロレスのヒールと云えば、昔のタイガー ジェット シンやアブドラザブッチャーなどを思い出す。人喰い虎とか呪術師とかの異名を持つ、まさに狂気の悪役だった。ああ、こういう人たちには絶対、ルールや常識は通じないだろうなと思わせるほど狂っていた。乱闘を盛り上げると云う意味で彼ら以上の役者はいなかった。


もっと大昔に一世を風靡した悪役は、グレート東郷だ。半纏に下駄とひどく和風な格好だった。それもその筈、戦後のアメリカで人気を誇った有名な日系人ヒールだ。嫌らしさ丸出しで白人レスラー達を挑発し、わざと卑怯な手を使って観客を敵に回し、最後はぼこぼこにされて負ける。その後、日本にやって来て力道山と組んだ頃はヒールを辞めて正義派レスラーになったが、いつも相手にやられてはリキに助けを求めた。顔は恐かったけど弱いレスラーだった。と云うか、ま、そういう役だった。


アメリカのWWEにもヒールがいて、アンダーテイカーやHHHなど大変な人気レスラーだ。もっともWWEにはストーリー性があって、場面ごとにヒールとベビーが入れ替わったりするから、必ずしも悪い役ばかりじゃない。そもそもあまり卑怯な手を使わない。別に狂った様子も見せない。ただひたすら化け物みたいに強い。そんなイメージだ。


と、これで話が進むと、どこまで膨らむか分からない。プロレス には熱狂的なファンが多くて、自分の好きなレスラーの試合を全て再現したがる奴がいるかと思えば、飲み屋でいきなり立ち上がって仲間に決め技をかけようとする馬鹿もいる。そもそも知らない人には面白くも何ともない。もうこのヘンで止めておく。


さて、政界でヒールと云えば、おざーさんだ。先ず顔が恐い。笑顔にすら恐ろしさがある。その上、とても嫌らしい。観衆を敵に回すような卑怯な手を使うし、ルールも常識も全て無視する。もっとも化け物みたいに強いからこそ出来る役であって、そのへんのベビーじゃ太刀打ち出来ない。乱闘には自信ありって感じだ。





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そのおざーさんが何故か苦戦中だ。東京地裁で、ぐいぐい首なんぞ締められている。ついこの間まで肩で風を切っていたのに、顔つきまで弱気になって、何だか試合後半のグレート東郷みたいだ。でも、ま、これだけのヒールだ。まだまだギブアップなどするわけがない。きっといきなり反撃に移るだろう。パンツに隠し持った栓抜きで相手の額を割るとか、それなりの小技を繰り出しそうな気がする。もともと正攻法で堂々と戦う人じゃないのだ。試合の行方はわからない。