中国初の空母、艦載機の離着陸できず。。。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 






ご隠居さんのブログ・こりあうおっちんぐ より。




2011/11/28 朝鮮日報

中国 初の空母、艦載機の離着陸できず

 26日付香港紙「文匯報」は、今年8月に試験航行を終えた中国 初の空母について、艦載機の着陸装置の設置が進んでいないため、戦力を発揮するにはしばらく時間を要するとの見通しを伝えた。空母での艦載機の離着陸技術は、米国ロシア だけが保有してい中国 はロシアの艦載機「スホイ33」と独自開発した「殲15」を主力艦載機として採用する方針とされる。


 同紙はカナダで発行される軍事誌『漢和亜洲防務』とロシア ・メディアの報道を引用し、艦載機の離着陸に関する独自技術がない中国は、海外から着陸装置の導入を進めたい構えだが、難航していると報じた。中国ロシア 製の着陸制動装置4セットを導入する計画だった。しかし、ロシア 中国 が殲15の開発過程で、スホイ33の技術を盗用したと不満を表明しており、中国側もロシア 製品の性能を百パーセント信頼できず、交渉は進展していないという。


金承範(キム・スンボム)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/28/2011112800630.html

引用ここまで

 ”中国 初の空母について、艦載機の着陸装置の設置が進んでいないため、戦力を発揮するにはしばらく時間を要する”・・・これは数日前からあちこちで笑いものになっていましたな。独自技術を持たない技術後進国の悲しさですから、韓国 だって他人事じゃないんですけどね。

 この記事には”中国 初の空母”としか書いてませんが、ソ連時代から建造していたけどソ連崩壊 でにっちもさっちも行かなくなって、海上カジノにするとかの名目で中国 に売られたものを改装したものですね。

 元の艦名はワリヤーグ です。まあ韓国の羅老号ロケットよりはいくらかマシな”国産”ですな。



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こんな艦です。キム記者は何をカン 違いしたのか”空母での艦載機の離着陸技術は、米国ロシア だけが保有してい”・・・とボケをカマしていますな。

 もちろん栄光あるロイヤルネイビーを初め、フランススペインインド 、タイと航空母艦を保有している、またはしていた国は幾つもあります。

 ただカタパルトが技術的・コスト的に難しいため、多くの国はシーハリアーのような垂直離着陸機をスキージャンプ台を使って発艦させるという手段を使っているんですが、これだって立派な”空母での艦載機の離着陸技術”・・・なんですけどね。

 それにロシア には空母など存在しておりませぬ。トルコとの条約でボスポラス・ダーダネルス海峡をソ連の空母は通過出来ないため、ソ連の時代からあれは重航空巡洋艦と称しているんですよ。現に相当な対艦ミサイルを装備しておりますし。

 これはかって太平洋艦隊に配備されて有名になったミンスク も同じですが。そういえばミンスクも中国 に売られたんですね。

 ワリヤーグにもスキージャンプ台が設置されているのがわかると思いますが、”スホイ33”も”殲15”も垂直離着陸機ではありません。しかしソ連海軍はスホイ33がスキージャンプ台で発艦出来ることを確認したため、アメリカ 海軍のような蒸気カタパルトは採用しませんでした。

 しかしハリアーと違って着艦の際は短距離での制動が難しいので着艦フックをワイヤーに引っ掛けて甲板上に急停止させるわけですね。

 中国がロシア から売って貰えなかった”着陸制動装置4セット”・・・とはこのワイヤーのことですが、まだまだ中国で造れるようなものではないようです。

 しかし何と言うか、宝の持ち腐れでいいのか猫に小判と言うべきか・・・・足りないものは余所から買ってくればいい、でやってきた国というものは笑わせてくれますなあ。






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着艦はこうやって!