これは凄い。大阪ダブル 選挙は橋下氏・維新の会が圧勝した。手強い相手に立ち向かい、ぶち倒してしまった。不可能を可能にした。世界チャンピオンに無名の若者が戦いを挑み、ノックアウトしたような爽快感がある。
試合前はチャンプの平松氏が有利に見えた。左フックだ、左のジャブだと、セコンド陣が繰り出す指示に余裕を持って頷いていた。しかしゴング が鳴るや、橋下氏の右ストレートが炸裂した。マットに深々と沈んだ平松氏。まさに男のドラマだ。
もちろん、前市長の平松氏は世界チャンピオンってワケじゃないし、橋本氏だって無名じゃない。元府知事だし、もともと弁護士兼タレントとして人気者らしい。でも選挙は個人戦じゃなくて、組織と組織の戦いだ。平松陣営の顔ぶれを見たら、普通は挑戦心が萎えてしまう。
平松氏のセコンド陣を見てみよう。推薦政党は民主、自民、共産、社民だ。市役所や市従業員労組に加え、自治労や連合 や日教組も応援した。関電や住友はじ在阪の大手企業や、関西経済連合会 など経済団体も加わる一方で、部落解放同盟 とか革マル派もいた。
さらには、NHKや朝日・読売など大手マスコミが援軍となって、平松氏を持ち上げようと印象操作に励んだ。潮や文春などの週刊誌は、下劣極まるネガティブキャンペーンを繰り広げて橋下氏を総攻撃した。
対する橋下陣営は石原慎太郎 氏や亀井静香 氏などの著名政治家が応援に顔を出したものの、基本的には草の根の大阪市民が支えたに過ぎない。組織票が束になって平松氏に流れたのに、府民や市民の票がこれを破った。一般人の良識が既得権益の壁をぶち破ったのだ。やるじゃないか、大阪!
犯罪発生率が高かったり、国籍不明者が沢山住んでいたり、生活保護受給世帯が異様に多かったり、大阪のイメージはとても悪い。でも本来は歴史も伝統もある素敵な都市だ。商都をして栄えたがためか、来る者拒まずの鷹揚さが災いして、寄生中みたいな連中に乗っ取られたのだ。反日の左巻きを排除すれば、大阪は必ず復活する。頑張れ、大阪!
ところで次回の国政選挙はいつあるのか。早く解散・総選挙に持ち込みたい。既得権益にしがみつく政党や団体をぶち倒し、民意で日本の進路を決めたい。清き一票を投じるって、とても大事なことなのだ。