夕刻の備忘録 様のブログより。
最近なにやら「尊皇攘夷」が流行っている。現状を表現し、そして今最も必要とされる「倒幕の合言葉」として、これほど相応しい言葉もなかろう。ところが、末期高齢者にとっては意味が違うらしい。
犬が中曽根を噛んでもニュースにならぬが、中曽根が犬を噛めば隣国まで大騒ぎの大ニュースになろう。要はそういうことである。「あの長老でさえ自民党に…」と言いたいマスコミと、最近は家政婦しか話し相手が居ないオワコンが、小さな抵抗を試みているという話に過ぎない。
役割を終えた人は消えるべきである。
消えることも含めての役割である。
国家に益為すことは難しいが、害為すことは容易である。従って、生涯を賭けた国益の追求も、末期の戯れ言で消し飛んでしまう。消えるべき時に消える、これまた一つの国益である。
何度も書いてきたことであるが、世界は若者のものである。
人間齢五十も過ぎれば、沈黙の価値を知るべきである。
若者は、説教も教訓も期待していない。
時代に固有の経験など、何の役にも立ちはしない。
ただただ期待しているのは、その席を譲って貰うことである。
力を持って排除しないことが、唯一の敬意だと悟るべし。
冷笑されている間が華だと知れ。
★ ★ ★ ★ ★
最近では家電芸人だとか、B級グルメ芸人だとか称して、その実、台本そのままを丸暗記出来る芸人に、お呼びが掛かることが多いようである。こちらは長々と「政局芸人」を務めてきた筋金入りの馬鹿の妄想話である。
書くのも億劫なら、読まれる方も迷惑だろう。
大幅に省略し、要点のみにてそのイカレ振りを紹介する。
田原総一朗の政財界「ここだけの話」
●日本の参加表明で他の国々も動き、タイミングはよかった。日本がTPP交渉に参加することを決めたのは大変よいことだと思う。
●今回のTPP交渉参加をめぐる問題の中で、その存在理由がなくなったのが自民党である。党として反対の立場をとった。「自民党って一体何だ?」と問いたい。
●党利党略ばかりの自民党、その存在意義はない。いやしくも、長期にわたって政権の座にあった自民党が党利党略のみで動いている。民主党に対して、ただ「反対」と言うだけである。与党に「反対、反対」としか言わないのなら、共産党と同じではないか。自民党の存在意義はない。自民党の反対派の中には「TPP参加は時期尚早である」と言う議員もいるが、「では、いつならよいのか」と聞きたい。
●時期尚早とは、反対のための弁解に過ぎない。
●私は何人かの自民党議員に聞いてみたが、ほとんどが「自民党内で賛成とは、とても言えない」と語っていた。つまり自民党は国益ではなく、単に党利党略だけを考えているのである。そんな体たらくだから、自民党の存在意義は失われた、と言うのである。
●若い世代に「TPP反対」の声が多いのはなぜか。ニコニコ生放送の調査回答者はインターネットの利用者で、若者が多い。私は、「大人が決めることはよくないこと」という若者たちの反体制の声ではないかと思っている。若い世代の「TPP反対」は現体制を作り上げてきた年寄り世代へのアンチテーゼではないか。
●「年寄り世代が富を独占し、若い自分たちには何もない。就職すらできない」という反発が、アンケート結果に表れているのではないか。
●若い人たちを「TPPとは何か、よくわかっていないくせに」と批判することは簡単だ。しかし、若い世代が「TPP反対」で大多数を占めるのは、実は深刻な現象なのである。私はここに「尊皇攘夷」を見る。開国を迫る外国人を排撃する幕末の思想だが、内にこもり、国際化から目を背ける現在の若者の姿勢は「尊皇攘夷」に似ているからだ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111117/290842/
ここから読み取れることは唯一つ。笑いの一つも取れない政局芸人が、この国をダメにし、そして今なお現在進行形でダメにし続けているという事実である。
自民党がTPPに反対すると、存在意義がゼロであり、全ては党利党略であり、共産党と同じだという。「時期尚早とは、反対のための弁解に過ぎない」などと寝言を真顔で言う末期高齢者は、一刻も早くこの世から消えて頂きたい。そう言われれば必ずや「まだまだ、遣り残したことがある、時期尚早である」と反論するのである。それもまた「反対のための弁解に過ぎない」のではないか。
ニコニコが若者が多いとは、恐れ入った誤解である。
アンケートの年代分布も見たことがないのだろう。
今時の若者が現体制に対するアンチテーゼなどするものか。
未だに階級闘争・世代間闘争の発想から抜け出られないのであろう。
「大人達は分かってくれない!」と叫ぶ若者を捜して居るのだろう。
馬鹿にあやされるほど、今の連中は馬鹿ではない。
加えて『若い人たちを「TPPとは何か、よくわかっていないくせに」と批判することは簡単だ』とくる。この文脈では、実は書いた本人がそのまま若者を「TPPの何たるかを知らない癖に」と罵倒しているわけで、己自身が己で言うところの「簡単だ」に組み込まれていることになる。自分は分かっていると、自分だけは分かっていると書きたいところを書かずに他人に転嫁する、まさに卑怯全開の表現である。「ディスコでフィバーしているナウなヤング」を探しているのだろうが、2011年の若者は、TPPの問題点など流れ者の芸人風情にとやかく指摘されなくとも「まるっとお見通し」なのだ。このイカレアンポンタンが!
そして「尊皇攘夷」の否定に話がつながる。
最近では留学希望者が減っているという話である。
母国で決着がつくなら、大変結構なことではないか。
あらゆる国家が、あらゆる方面で独立と自国文化の繁栄を目指している。何時まで経っても、外国に行かねば何も出来ないのでは、先進国ではないだろう。そして現状は、留学生がエリート面をしていた過去とは、全く様相が異なるのである。
世界の何処へ行っても、「理想の国家」などないことを若者は知っている。外国に対する幻想は過去のものである。語学研修や、旅行記を書く程度の話なら、留学などせずともネットで充分代わりが果たせる。
「現場に行けなければ分からない」「人との実際の交流が大切だ」「若いときこそ様々な経験を積んで冒険をするべきだ」と主張する海外留学経験組の悲惨な人間性を、若者はよく知っている。その留学とやらをした結果がそれですか、というレベルの人間ばかりが、大口を叩いている現状では、若者が幻滅するのは当然である。
論理破綻した珍説を、巻き舌の下手な英語で捲し立てられても、まともな日本語も話せないのに、グローバルだのインターナショナルだのと御託を並べられても、「馬鹿は何処へ行っても馬鹿だ」という当り前の結論を再確認するだけのことである。旅に出たからといって、ブタが猿になれるわけでもあるまい。
留学も語学も、必要な人が必要な時にすればいいだけの話である。宇宙飛行士になりたければNASAに入らねばならない。野球の道を究めたければ、やはり大リーグに所属するべきであろう。そう決意した人は、誰に相談することもなく、敢然と旅立つだろう。それは今も昔も変わらないのである。
過去と現在の違いは、居ながらにして情報収拾が出来るツールを確保したことによって、誰も外国に幻想を抱かなくなったことである。そして結果的に、日本の素晴らしさに目覚めたことである。母国を誇りに思い、母国で生き、母国の土に返ると決意した若者が、何の理由で非難されなければならないのか。
TPPに絡めて「尊皇攘夷」を口にする者が居る。
彼等の本音は攘夷にはない。
若者の「尊皇」が困るのだ。
若者の「尊皇」が許せないのだ。
天皇を敬い、静かに確実に国家に尽くしていこうと決意した若者が邪魔なのだ。日本の長い歴史に学び、それを発展させ、世界に見本となる国家を、より素晴らしい日本を作っていこうという青年達を憎んでいるのである。
「若い人はTPPを知らない」と、さも自分は知っているかのような傲慢な発言をしているが、そんなに自信があるのなら、その「若者の溜まり場であるニコニコ」や匿名掲示板で論陣を張ってみればいいではないか。
青年層だけには限らない、高校生でも、家庭の主婦でも、自宅に居ながらにして「国会中継をチェックしながら、過去の議事録を読み漁っている」時代なのだ。一声掛ければ、世界中の何処にでも居る日本人が、その地の状況を生中継してくれる時代なのだ。世界各地で起こっているデモの実態が如何なるものか、捏造マスコミや官製報道に頼る時代ではないのだ。政局芸人の「一生の蓄え」など、集合知の前では一瞬で論破されるものに過ぎない。
尊皇攘夷結構、鎖国大いに結構。
国家間に友情はなく、友情は個人のみに属している。その肝心要の個人がダメな国なら、お断りするのが普通である。ましてや内側から食いちぎろうとしている連中は排斥されて当然である。日本は日本人だけのものである。日本は日本を愛する者だけの国である。
外国人参政権反対、倒せ民主党。
そして日本国に、御皇室に弥栄あれ。
「尊皇攘夷」で行こうじゃなイカ!
「首相の判断は正しかった」TPPで中曽根氏
中曽根康弘元首相は15日、BSフジの番組で、野田佳彦首相が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加を表明したことについて「判断は正しかったと思う」と評価した。ただ「農業や医療などの対策がこれからどの程度出てくるか。政府は真剣にこれらの問題に全力を挙げて対策を確立していかなければ、野田内閣は潰れる」と警鐘を鳴らした。
交渉参加を「拙速」と批判する自民党には「幕末の尊皇攘夷みたいな考えでは通用しない」と述べた。(産経新聞2011/11/15 21:47)
犬が中曽根を噛んでもニュースにならぬが、中曽根が犬を噛めば隣国まで大騒ぎの大ニュースになろう。要はそういうことである。「あの長老でさえ自民党に…」と言いたいマスコミと、最近は家政婦しか話し相手が居ないオワコンが、小さな抵抗を試みているという話に過ぎない。
役割を終えた人は消えるべきである。
消えることも含めての役割である。
国家に益為すことは難しいが、害為すことは容易である。従って、生涯を賭けた国益の追求も、末期の戯れ言で消し飛んでしまう。消えるべき時に消える、これまた一つの国益である。
何度も書いてきたことであるが、世界は若者のものである。
人間齢五十も過ぎれば、沈黙の価値を知るべきである。
若者は、説教も教訓も期待していない。
時代に固有の経験など、何の役にも立ちはしない。
ただただ期待しているのは、その席を譲って貰うことである。
力を持って排除しないことが、唯一の敬意だと悟るべし。
冷笑されている間が華だと知れ。
★ ★ ★ ★ ★
最近では家電芸人だとか、B級グルメ芸人だとか称して、その実、台本そのままを丸暗記出来る芸人に、お呼びが掛かることが多いようである。こちらは長々と「政局芸人」を務めてきた筋金入りの馬鹿の妄想話である。
書くのも億劫なら、読まれる方も迷惑だろう。
大幅に省略し、要点のみにてそのイカレ振りを紹介する。
田原総一朗の政財界「ここだけの話」
●日本の参加表明で他の国々も動き、タイミングはよかった。日本がTPP交渉に参加することを決めたのは大変よいことだと思う。
●今回のTPP交渉参加をめぐる問題の中で、その存在理由がなくなったのが自民党である。党として反対の立場をとった。「自民党って一体何だ?」と問いたい。
●党利党略ばかりの自民党、その存在意義はない。いやしくも、長期にわたって政権の座にあった自民党が党利党略のみで動いている。民主党に対して、ただ「反対」と言うだけである。与党に「反対、反対」としか言わないのなら、共産党と同じではないか。自民党の存在意義はない。自民党の反対派の中には「TPP参加は時期尚早である」と言う議員もいるが、「では、いつならよいのか」と聞きたい。
●時期尚早とは、反対のための弁解に過ぎない。
●私は何人かの自民党議員に聞いてみたが、ほとんどが「自民党内で賛成とは、とても言えない」と語っていた。つまり自民党は国益ではなく、単に党利党略だけを考えているのである。そんな体たらくだから、自民党の存在意義は失われた、と言うのである。
●若い世代に「TPP反対」の声が多いのはなぜか。ニコニコ生放送の調査回答者はインターネットの利用者で、若者が多い。私は、「大人が決めることはよくないこと」という若者たちの反体制の声ではないかと思っている。若い世代の「TPP反対」は現体制を作り上げてきた年寄り世代へのアンチテーゼではないか。
●「年寄り世代が富を独占し、若い自分たちには何もない。就職すらできない」という反発が、アンケート結果に表れているのではないか。
●若い人たちを「TPPとは何か、よくわかっていないくせに」と批判することは簡単だ。しかし、若い世代が「TPP反対」で大多数を占めるのは、実は深刻な現象なのである。私はここに「尊皇攘夷」を見る。開国を迫る外国人を排撃する幕末の思想だが、内にこもり、国際化から目を背ける現在の若者の姿勢は「尊皇攘夷」に似ているからだ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111117/290842/
ここから読み取れることは唯一つ。笑いの一つも取れない政局芸人が、この国をダメにし、そして今なお現在進行形でダメにし続けているという事実である。
自民党がTPPに反対すると、存在意義がゼロであり、全ては党利党略であり、共産党と同じだという。「時期尚早とは、反対のための弁解に過ぎない」などと寝言を真顔で言う末期高齢者は、一刻も早くこの世から消えて頂きたい。そう言われれば必ずや「まだまだ、遣り残したことがある、時期尚早である」と反論するのである。それもまた「反対のための弁解に過ぎない」のではないか。
ニコニコが若者が多いとは、恐れ入った誤解である。
アンケートの年代分布も見たことがないのだろう。
今時の若者が現体制に対するアンチテーゼなどするものか。
未だに階級闘争・世代間闘争の発想から抜け出られないのであろう。
「大人達は分かってくれない!」と叫ぶ若者を捜して居るのだろう。
馬鹿にあやされるほど、今の連中は馬鹿ではない。
加えて『若い人たちを「TPPとは何か、よくわかっていないくせに」と批判することは簡単だ』とくる。この文脈では、実は書いた本人がそのまま若者を「TPPの何たるかを知らない癖に」と罵倒しているわけで、己自身が己で言うところの「簡単だ」に組み込まれていることになる。自分は分かっていると、自分だけは分かっていると書きたいところを書かずに他人に転嫁する、まさに卑怯全開の表現である。「ディスコでフィバーしているナウなヤング」を探しているのだろうが、2011年の若者は、TPPの問題点など流れ者の芸人風情にとやかく指摘されなくとも「まるっとお見通し」なのだ。このイカレアンポンタンが!
そして「尊皇攘夷」の否定に話がつながる。
最近では留学希望者が減っているという話である。
母国で決着がつくなら、大変結構なことではないか。
あらゆる国家が、あらゆる方面で独立と自国文化の繁栄を目指している。何時まで経っても、外国に行かねば何も出来ないのでは、先進国ではないだろう。そして現状は、留学生がエリート面をしていた過去とは、全く様相が異なるのである。
世界の何処へ行っても、「理想の国家」などないことを若者は知っている。外国に対する幻想は過去のものである。語学研修や、旅行記を書く程度の話なら、留学などせずともネットで充分代わりが果たせる。
「現場に行けなければ分からない」「人との実際の交流が大切だ」「若いときこそ様々な経験を積んで冒険をするべきだ」と主張する海外留学経験組の悲惨な人間性を、若者はよく知っている。その留学とやらをした結果がそれですか、というレベルの人間ばかりが、大口を叩いている現状では、若者が幻滅するのは当然である。
論理破綻した珍説を、巻き舌の下手な英語で捲し立てられても、まともな日本語も話せないのに、グローバルだのインターナショナルだのと御託を並べられても、「馬鹿は何処へ行っても馬鹿だ」という当り前の結論を再確認するだけのことである。旅に出たからといって、ブタが猿になれるわけでもあるまい。
留学も語学も、必要な人が必要な時にすればいいだけの話である。宇宙飛行士になりたければNASAに入らねばならない。野球の道を究めたければ、やはり大リーグに所属するべきであろう。そう決意した人は、誰に相談することもなく、敢然と旅立つだろう。それは今も昔も変わらないのである。
過去と現在の違いは、居ながらにして情報収拾が出来るツールを確保したことによって、誰も外国に幻想を抱かなくなったことである。そして結果的に、日本の素晴らしさに目覚めたことである。母国を誇りに思い、母国で生き、母国の土に返ると決意した若者が、何の理由で非難されなければならないのか。
TPPに絡めて「尊皇攘夷」を口にする者が居る。
彼等の本音は攘夷にはない。
若者の「尊皇」が困るのだ。
若者の「尊皇」が許せないのだ。
天皇を敬い、静かに確実に国家に尽くしていこうと決意した若者が邪魔なのだ。日本の長い歴史に学び、それを発展させ、世界に見本となる国家を、より素晴らしい日本を作っていこうという青年達を憎んでいるのである。
「若い人はTPPを知らない」と、さも自分は知っているかのような傲慢な発言をしているが、そんなに自信があるのなら、その「若者の溜まり場であるニコニコ」や匿名掲示板で論陣を張ってみればいいではないか。
青年層だけには限らない、高校生でも、家庭の主婦でも、自宅に居ながらにして「国会中継をチェックしながら、過去の議事録を読み漁っている」時代なのだ。一声掛ければ、世界中の何処にでも居る日本人が、その地の状況を生中継してくれる時代なのだ。世界各地で起こっているデモの実態が如何なるものか、捏造マスコミや官製報道に頼る時代ではないのだ。政局芸人の「一生の蓄え」など、集合知の前では一瞬で論破されるものに過ぎない。
尊皇攘夷結構、鎖国大いに結構。
国家間に友情はなく、友情は個人のみに属している。その肝心要の個人がダメな国なら、お断りするのが普通である。ましてや内側から食いちぎろうとしている連中は排斥されて当然である。日本は日本人だけのものである。日本は日本を愛する者だけの国である。
外国人参政権反対、倒せ民主党。
そして日本国に、御皇室に弥栄あれ。
「尊皇攘夷」で行こうじゃなイカ!