テロ組織・シーシェパード。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





シー・シェパードが捕鯨船攻撃用ボートを増強。

収入は過去最高額に。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111113/erp11111308070002-n1.htm






 米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)が今期の日本の調査捕鯨を妨害するため、攻撃用ゴムボートを新たに購入するなど装備を補強していたことが分かった。日本への反捕鯨活動をPRして急成長を遂げるSSは昨年、過去最高の収入だったことも判明。ボートには推進力増強の装置が付けられており、1隻1千万円以上かかったとみられる。前回、調査中断を余儀なくされた日本側も対策の見直しを迫られている。

 

 毎年12月から南極海で実施する日本の調査捕鯨は前回、SSの過激な妨害により中断、捕獲数は172頭と過去最低にとどまった。この影響で、調査費に充てる鯨肉の販売収入が落ち込み、政府は第3次補正予算で約23億円を補填。妨害対策として監視船1隻を船団に加え、調査を継続する方針を示している。

 

 これに対し、SS側も妨害活動の継続を表明。欧州に展開していた抗議船スティーブ・アーウィン号を現在、妨害活動期間中の拠点となるオーストラリアへ向かわせている。

 

 関係筋によると、スティーブ号は英国に9月中旬から約1カ月、寄港している間に、船に積んでいたボート2隻を売りに出し、新たに2隻を獲得した。ボートには船外機が付けられ航行速度は時速30ノット超。日本の船団のどの船よりも速い。

 

 別の抗議船ボブ・バーカー号も今年5月に豪州内で船の改修を行った。船尾にボートの収納施設が整備され、新たにボート1隻が加えられた。

昨期の5隻から6隻へと増加するボートは、日本の船団につきまとい、酸入りの瓶などを投擲する攻撃艇として使われる。近年、SSは妨害をエスカレートさせており、ボートからの攻撃で船員が負傷したこともある。航海中の危険が増すのは避けられそうにない。

 

 一方、SSは米国と英国で、税金が控除されるNPOとして認定を受けており、当局に活動実績を報告する義務がある。産経新聞が入手した2010年の報告書によると、米国での収入は991万ドル(約7億7千万円)で前年より10万ドルアップしている。


                                    (佐々木正明)



■シー・シェパード 


 1977年、環境保護団体グリーンピースを脱退したカナダ人、ポール・ワトソン容疑者(傷害容疑などで国際指名手配中)が米国に設立。海洋生物や地球環境の保護を標榜し、捕鯨やマグロ漁などの妨害活動を行う。2003年から日本を本格的に標的にし始め、調査捕鯨を妨害。和歌山県太地町の伝統イルカ漁にも圧力を加える。オランダ船籍2隻とオーストラリア船籍1隻の計3隻の抗議船を保有している。




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