5歳悠仁さまが「着袴の儀」 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








 秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまの「着袴(ちゃっこ)の儀」と「深曽木(ふかそぎ)の儀」が3日、東京・元赤坂の赤坂東邸で行われた。皇室のお子さまが5歳になるころ、健やかな成長を祈って行われる伝統行事で、宮内庁によると、両儀式で身につけられた着物は天皇、皇后両陛下が贈られた。

 男子皇族が両儀式に臨まれるのは、昭和45年の秋篠宮さま以来、41年ぶり。

 ご夫妻と、姉の眞子さま、佳子さま、秋篠宮妃紀子さまの両親が両儀式を見守られた。着袴の儀では、たたみの上に吉方を向いて立ち、白いはかまを着用された。

 童形(どうぎょう)服姿で臨んだ深曽木の儀では扇を持って碁盤の上に乗り、髪を整えて足元の青石を踏んだ後、元気に飛び降りられた。儀式は平安時代から皇室に伝わるともされるが、詳しい意味は不明という。

 終了後、悠仁さまはご家族と一緒に赤坂東邸の車寄せに姿を見せ、報道関係者の「おめでとうございます」という声に、「ありがとうございます」とにこやかに話された。続いて皇居・宮中三殿を参拝し、両陛下にあいさつをされた。

 儀式は今春に予定されていたが、東日本大震災のため延期されていた。

 宮内庁によると、悠仁さまはお茶の水女子大付属幼稚園の年中組で元気に過ごしており、年下の子が困っているときには助けることがあるという。最近は恐竜に興味を持ち、図鑑をよくご覧になっている。





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           「深曽木の儀」の碁盤に立つ悠仁さま=10月28日、赤坂東邸(宮内庁提供)



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      「着袴の儀」と「深曽木の儀」を終えた悠仁さまと秋篠宮ご夫妻、眞子さま(左)、佳子さま

                                      =3日午前、赤坂東邸(代表撮影)












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