KDDIは7日、ポータル(玄関)サイト大手のライブドアから12月1日付で、公衆無線LAN(構内情報通信網)事業を無償で譲り受けると発表した。
ライブドアは現在、東京都内のJR山手線の内側にある電柱や喫茶店などに約2300か所の公衆無線LANの接続地点を持っており、KDDIは都心部の通信環境を改善することができる。
スマートフォン(高機能携帯電話)の急速な普及で、携帯電話のデータ通信量が急増し、一部で電話がつながりにくい状況が出ており、携帯各社は、携帯電話回線を使わないでデータ通信ができる公衆無線LANの拡充を急いでいる。
(2011年10月7日18時42分 読売新聞)