地球上で考えることができる動物は人間だと思っているそこのあなた、ぜひこの考える「猿」の写真を見てほしい。
これはドイツ出身の写真家カーステン・ウォロベルさんがインドネシアのタンココ国立公園で撮影したもので、そこにはオーギュスト・ロダンの『考える人』を彷彿(ほうふつ)とさせる猿の姿がはっきりと写っている。
この猿は仲間たちが水辺で遊んでいるなか、一人考え事にふけっていたようで、その時の様子をウォロベルさんは次のように語っている。
「この猿の考えているポーズは、私とそれから公園を案内してくれていたガイドに満面の笑みをもたらしてくれました。私はこの猿が何を考えているのか全く分かりませんでしたが、ガイドは『きっと彼は、どうしたら群れのNo.1になれるのかを考えているんだよ』と言っていました」
人間と猿の類似性を見事に写し出した今回の写真。みなさんには、この猿が何を考えているかのように見えるだろうか? ぜひ「考えて」頂きたい。
(文=田代大一朗
)
参照元:Daily Mail
(英文)
▼こちらがオーギュスト・ロダンの『考える人』
▼「群れのトップに立つためには、この方法しかないな」
▼「いや、でもあの方法もあるからな……」
▼「もう分かんな~い!」