島田紳助 が芸能界を辞める理由が、暴力団関係者とのメールの遣り取りだとは誰も思っちゃいない。そう云って本人が涙を流そうと、吉本興業 がもっともらしく発表しようと、メール如きで馘首なんてことは有り得ない。そもそも、ケツ持ちが暴力団と分かってる大物タレントを不当解雇などしたら、芸能プロダクションはぼっこぼこにされる筈。平穏無事に引退したところを見ると、たぶんタレントと芸能プロダクションが何か犯罪絡みでモメて、表沙汰になると両方とも損なので、あんな形で手打ちにしたんでしょうね。
芸能界と暴力団の闇などと云うけれど、何を今さらみたいな話。昔から芸能界はヤクザな世界だし、興行関係を仕切るのは組関係と決まっていた。今だって現実に、大手プロダクションの幾つかは暴力団のフロントだと知れ渡っている。元々どちらも、あまり堅気のひとは飛び込まない特殊な業界。黒い交際を断ち切るも何も、縁の切りようがない。島田紳介だって堅気じゃないでしょ、どう見ても。
ちなみにどこかで、オバマ大統領 が日本のヤクザを制裁対象にしたので、これが島田紳介の芸能界追放に繋がったのではないかって解説があった。まさか。んな馬鹿な。だって、オバマさんは、アメリカで暗躍する国際的犯罪組織を厳しく取り締まると発表しただけ。よその国で暴力団がどうしようと関係ないし、シンスケシマダなんて誰も知らない。大統領も忙しいからソレどころじゃないです。
さて、芸能界と暴力団が一緒くたであっても、一般人には何の影響もないが、政治家が暴力団とずぶずぶでは許されない。もちろんヤクザと縁の有った政治家もいたけど、たいていは顔の広い有力者であるが故に、地元の関係団体や業界の末端にその筋が混ざってしまうような感じだった。ところが民主党の支持母体 (リンク参照)には、日教組や自治労と並んで暴力団がいるんですね。何だ、そりゃと仰天です。
そういう政党だから当然と云えば当然だけど、次期首相候補として呼び声高い前原氏、何と暴力団のフロント企業から献金を受けたと週刊誌にすっぱ抜かれている。その上「武闘派の経済ヤクザ・強盗組系列のフロント企業ならぬフロントンポから献金やパーティ券購入を受け、会報誌に写真入りで挨拶文を寄せていた点も含め・・・」なんて、田中康夫 新党日本 代表に批判されてると云うのだから、暴力団と抜き差しならぬ関係有りと見て間違いありません。
いやいや、実は前原氏自身が極道なのかも知れない。このひとの顔を見ていると、一見優しそうでいながら、いざとなると豹変して無茶苦茶に暴れそうな雰囲気がある。のっぺりした二枚目風なのでちょっとモテそうだけど、女性を薬漬けにして最後は売り飛ばしてしまうタイプ。金のエンブレムのベンツに乗って、オモニと呼ぶ焼肉屋のおばちゃんに会いにいきそう。
幾ら民主党 がクズ政党だと云っても、こういうひとが首相候補になっていいんですかね?