中国漁業監視船2隻が領海内に一時侵入。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








尖閣諸島沖 

中国漁業監視船2隻が領海内に一時侵入

「中国固有の領土」




 沖縄・尖閣諸島沖の日本の領海内に24日、中国の漁業監視船2隻が一時侵入した。海上保安庁が直ちに退去するよう無線などで警告、2隻はその後、領海のすぐ外側を沿うように航行し、同諸島の周りを時計回りに1周した後、西進し離れた。昨年9月の中国漁船衝突事件発生以降、中国の漁業監視船が領海内に侵入したのは初めて。

 海保によると、2隻は中国農業省漁政局に所属する漁業監視船「漁政201」と、上海市に所属する「漁政31001」。

 24日午前6時15分ごろ、同諸島久場島の北北東約30キロの日本の接続水域(領海の外側約22キロ)内を縦列で航行しているのを第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が確認した。

 2隻は午前6時36分ごろから7時13分ごろまで相次いで日本の領海内に侵入。また漁政201は7時41分ごろから7分間、再度領海内に入った。2隻は最大で久場島から約10・4海里(19キロ)まで接近した。

 公船の領海侵犯には拿捕(だほ)や立ち入り検査などの強制措置がとれず、あくまで警告にとどまる。巡視船の警告に2隻は「魚釣島その他周辺諸島は中国の固有の領土である」「法にのっとり管轄海域において正当な公務を行っている」などと応答。巡視船は「尖閣諸島は日本の領土であり、主張は受け入れられない。ただちに領海外へ退去せよ」などと警告した。

 中国の公船が領海内に侵入したのは、平成20年12月に中国国家海洋局所属の海洋調査船2隻が9時間にわたりとどまって以来。



草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員奮励努力セヨ。 


           尖閣諸島周辺で一時領海侵犯した中国の漁業監視船「漁政201」(奥)

           を警告する第11管区海上保安本部の巡視船(手前、海上保安庁提供)



草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員奮励努力セヨ。 

          沖縄県・尖閣諸島の久場島沖を航行する中国の漁業監視船「漁政31001」

                    =24日午前6時30分ごろ(第11管区海上保安本部提供)



草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員奮励努力セヨ。 

           沖縄県・尖閣諸島の久場島沖を航行する中国の漁業監視船「漁政201」

                    =24日午前6時30分ごろ(第11管区海上保安本部提供)