外国人献金の説明がない。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








【主張】前原氏出馬




民主党の前原誠司前外相が党代表選出馬を決めた。各種世論調査では高い人気を示しており、最有力候補の登場で代表選の構図は一変するとみられている。

 だが、待ってほしい。前原氏は、自身が外相辞任に追い込まれた外国人献金問題について、説明責任を果たしたのか。

 前原氏は、3月4日の参院予算委員会で京都市内の在日韓国人女性からの献金を指摘され、事実関係を認めて3日後に辞任した。

 献金額は5年間で計25万円に上るが、前原氏は「問題が発覚するまで献金を知らなかった」と主張した。だが一方、この女性は自分が子供時代から知る焼き肉店経営者で、在日韓国人であることも認識していたと答弁している。

 政治資金規正法は、日本の政治が外国の影響を受けるのを防ぐために外国人からの寄付を禁じている。前原氏は複数年にわたって献金を受けながら違法と認識していなかったのか。説明は不十分だ。これらを含め他に問題のある献金はないのかも明確にすべきだ。

 前原氏だけではない。小沢一郎元代表は政治資金規正法違反罪で強制起訴され、菅直人首相も外国人違法献金に加え、北朝鮮や拉致容疑者と関係の深い政治団体への巨額献金問題を抱えている。

 首相の巨額献金問題では、関係する政治団体から民主党国会議員のもとに6人の秘書が送り込まれていた。「クリーンな政党」を掲げながら、不透明かつ不適切なカネの流れが存在している。

さらに不可解なのは代表選だ。事実上の首相選びを党所属国会議員だけで決めるやり方は問題だ。執行部は代表選を当初の28日から29日にずらし、27日告示として討論会の日程も設けたが、日本をどうするかなどを議論するにはあまりに短い。党員・サポーターをも巻き込んだ政策論争こそ、公党には最も必要なものだ。

 しかも、最大勢力を持つ小沢氏を代表選候補らが相次いで訪ねる「小沢詣で」が横行している。政策よりも、数合わせを優先してはいないか。

 前原氏の出馬は民主党の「小沢頼み」と一線を画すものだ。外交・安全保障政策では、自民党から「最も近い考え方の持ち主」との評価もある。前原氏は近く説明するとしたが、最高指導者を目指す上で、まずもって求められるのは、自らの疑惑払拭だ。




























スクープ!!市民の党・酒井 剛のアレ!!