ここ数ヶ月、大阪で一斗缶からバラバラに切断された遺体が見つかった事件で、3つの缶が見つかった現場付近は、創価学会のお膝元で、缶の置かれていた駐車場は創価学会の会館の目の前だった。
この事件は大阪市天王寺区の東高津公園や、駐車場、マンションのゴミ捨て場などに放置された一斗缶の中から、バラバラに切断された人の頭部や足などが見つかったもの。
一斗缶が置いてあった創価学会の会館の前には警備員が夜の23時頃まで警備をしており、朝5時には付近の公園は犬の散歩をする住民も多く見られる。犯人が捨てたとすれば、真夜中だろう。深夜0時を過ぎると、さすがに人通りは少ないが、街灯も多く、車通りも多い場所だった。
一つ目の一斗缶を見つけた、清掃ボランティアの住民の方の話によれば、先週の6日に花火大会をした時には不審な缶は見当たらなかったという。
最初に缶が発見された時、まず二人の男性が異臭のする缶を発見し、その後もう一人の住民の方と3人で中身を確認したところ、缶の中には黒いビニール袋に切断された人間の一部がある事が確認された。遺体はブヨブヨに膨らんでいて、足の部分もやっと足だと確認できるほど白く膨張していたそうだ。
「家に帰ってもまだ臭いがとれない気がして…とにかくすごい異臭でした。」と第一発見者の方が語ってくれた。
その他に発見された遺体の入った一斗缶は2つで、合計3つの一斗缶が発見された。
遺体は部位によって保存状態に大きな差があり、死亡時期は今年の6月頃と推定されているが、
警察は犯人が遺体の一部を冷凍庫などで保管していた可能性もあるとみて捜査している。
冷蔵庫や冷凍庫に保管していたならば、死後数年が経過している可能性もある。
また、一斗缶のラベルには「重酒石酸コリン」という薬品のラベルが貼られており、数年前に販売中止されている薬品で一般には出回っていないものだった。
遺体の入っていた缶には2006年の新聞も一緒に入っており、その頃殺害されて数年間冷凍保存され公園などに放置された後、遺体が溶けたとすれば、ブヨブヨに膨張して遺体の説明もつく。
現場に残されていた実際の一斗缶。事件後開けてみたが、中に人間の一部はなかった。
同じく2006年にはこの付近に「関西池田記念会館」も設立されている。
これはただの偶然だろうか。
いずれにしても、お盆の最中に発見された、3つの一斗缶。
「亡くなった方も、供養して欲しかったのですかね…。」と付近のお寺の住職は語っていた。
某記者、デスク