両陛下、団地で避難者お見舞い。
天皇、皇后両陛下は8日、東日本大震災の福島、宮城両県の避難者が身を寄せる、東京都板橋区の成増団地を見舞われた。両陛下は団地の集会所で28人と会われた。
 陛下は、福島県富岡町で薬局を経営していた菊地成一さん(53)に対し、「いつ戻れるか、先行きは大変だと察しています」と述べられた。長女の中学3年、彩夏さん(15)には「こちらの学校には慣れましたか」と声をかけられた。
 成一さんは「皇后さまからは『(薬局は)大事な仕事だから、再開して地域の方々に貢献してほしい』と励ましをいただいた。使命感を感じた」と話していた。

