【中国版新幹線】
「超特急ヒカリアン」登場人物、ストーリーそっくり。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110720/chn11072011350001-n1.htm
【上海=河崎真澄】中国で来月、子供向けにテレビ放送が予定されているアニメ「高鉄侠」が、日本のアニメ「超特急ヒカリアン」の登場人物からストーリーまで、内容をそっくり盗用したのではないかとの疑惑が広がっている。
この中国製アニメは、中国の高速鉄道(中国版新幹線)の車両を模したキャラクターが、悪の列車軍団から乗客の安全を守るというストーリー。インターネットに流された約6分間の予告編「飯団(おにぎりの意味)大戦」と、ヒカリアンの「おにぎり大作戦」を見比べる画像が投稿サイトに登場し、騒ぎが起きた。
それによると、ヒカリアンで列車の背景に映る富士山が中国製では一般の山に変わっている以外、ほぼ同じ構成と内容で、日本の地形に似た路線図まで出てくる始末。中国ではネットからダウンロードして日本のアニメ画像を楽しむファンの若者が多く、ネット上では「何にから何までそっくりの“神作”というべき驚異のアニメ」などと揶揄(やゆ)する声も上がっている。
中国版新幹線をめぐっては、日本からの技術供与で中国メーカーが新幹線「はやて」型をベースに製造した車両を「独自開発だ」として、米国などで特許申請手続きを始めている。
中国鉄道省も「中国の高速鉄道車両は新幹線より優れている。日本に技術提供してもいい」などと強気の主張を繰り返している。
日中間で今後、特許紛争が起きる可能性もある。
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超特急ヒカリアン