朝銀信用組合を使った脱税資金を公的資金で補填。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





「西岡 力様のブログ・西岡 力ドットコム」 より。





 大学の用事が忙しく更新できませんでした。今日調べ物をしていて、驚くべき記事を見つけました。朝日新聞平成18年12月28日付けの「旧朝銀顧客の脱税預金払い戻し、公的資金41億円投入へ」という記事です。


 

 ある在日朝鮮人パチンコ店経営者が、50億円以上を脱税し、破綻した朝銀東京信用組合に架空名義で預金していて、預金保険機構に対して払い戻しを求める裁判を起こし勝訴したという内容です。私は20年ほど前から、総連が朝銀信用組合を使って組織的に脱税をしていると主張してきましたが、それが実証されたわけです。しかし、なぜ、脱税資金を公的な資金で払い戻ししなければならないのか、釈然としません。


「旧朝銀顧客の脱税預金払い戻し、公的資金41億円投入へ」


朝日新聞平成18年12月28日


 在日朝鮮人系の金融機関だった朝銀東京信用組合の破綻処理をめぐり、預金保険機構は、41億8千万円余の公的資金を28日に追加投入する方針を決めた。ある男性が架空名義で預金した脱税資金を払い戻す必要が生じたことが原因。脱税行為は7年以上前ですでに時効が成立しており、今秋、払い戻しを命ずる判決が最高裁 で確定した。


 訴訟記録によると、東京都内でパチンコ店を経営する男性(81)は飲食店やパチンコ店の収入の一部を裏金にして脱税し、朝銀東京の口座に預金。残高は50億円を超えた。


 朝銀東京は99年に経営破綻、預金の一部を男性に払い戻したが、02年4月以降は架空名義だったことを理由に男性への払い戻しを拒否。同年12月、架空名義預金は整理回収機構に引き継がれた。


 男性は03年12月、34億円余の払い戻しを求め、整理回収機構を提訴。預保機構は「脱税資金を貴重な公的資金で払い戻すのは正義に反する」と反論したが、今年9月、原告の勝訴が確定した。


 整理回収機構は、今年5月に、遅延損害金6億7千万円を含む41億円を男性に仮払いした。これに訴訟費用などをあわせた41億8400万円を補填するよう今月21日に預金保険機構に申請した。


 朝銀東京の損失穴埋めにはこれまでに公的資金2060億円が投入されたが、申請が通れば、2102億円に膨らむ。