「夕刻の備忘録」 様のブログより。
「総理の犯罪」という言葉がマスコミを賑わしたことがあった。
総理が犯罪を犯した時代があったのだ。
なんと懐かしいことだろうか。
今は違う、総理が罪を犯したのではない。
かつて
「犯罪者が総理になった」のである。
巨額脱税犯が総理になり、拉致組織の支援者が総理になった。
既に重大犯罪を犯していた者が、位人臣を極めたのである。
総理を逮捕するのは難しい。極めて重大な政治的判断を要する。
しかし、犯罪者が総理ならどうか。
元々逮捕されるべき者が、官邸に隠れている場合はどうか。
自ずと判断が異なるはずである。
内閣総辞職? 議員辞職?
トンデモナイ、先ずは逮捕である。
赤澤議員の主張通り、津波法案を通していれば、昨秋の段階で大規模訓練が可能となり、被災地の犠牲者も少なからず助かったはずである。しかし、現政府・民主党はこうした現実に根差した法案を一顧だにすることなく無視し、葬り去った。提案されていることすら知らなかった。
発災以来、政府が主導して何か良くなったことがあるか。全く動かず、動けば救援の邪魔をする。原発事故にしろ、その後の電力問題にしろ、目の前で国民が死んでいるにも関わらず、何食わぬ顔して自説を開陳するのでみある。
「三年、五年、数十年は原発処理は終わらない」と公然と言い放った。被災地の人達も薄々は感じていたであろう。しかし、それを首相がいとも簡単に放言した。その上下では十倍も違う収束日程を平然として言ったのである。
折も折、「お墓に避難します」との遺書を残された方もあったのである。この首相発言で一体どれほどの人が傷付き、絶望したか計り知れない。暑さが日増しに厳しくなる中で、心理的に不安定な方々の緊張の糸が切れたら、どうやって責任を取るつもりなのか。
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「官邸籠城」という言葉まで登場した。
「立て籠もり犯」なら、それなりの対応を取るべきである。
説得に応じぬというのなら、強硬手段を取るべきである。
突入も辞せず、周囲を巻き込むことも恐れず、唯々処理に徹すべきである。
もはや国益を毀損しているというレベルではない。
国民の生命財産が危機に瀕しているのである。
震災を逃げ延びた人が避難所で亡くなり、将来を悲観して自決され、節電の美名の下に必要最小限の空調まで止められて体調を崩す人、数知れずの状態である。
偶然こうなった、巡り合わせでこうなった、というのではない。
確信犯なのだ。自著で「四年任期の独裁制」を理想と掲げた男である。傍らに「国壊議員」を自称する女を侍らせ、我が国に向けミサイルを放った国と深く関わり、その工作組織に巨額の献金をしてきた男が、何故か官邸の主をしているのである。
総理の犯罪ではない、犯罪者を総理にしてしまったのである。
全てのことを諒解したその上で、犯罪者を代表に選び、総理にまで祭り上げた民主党議員の罪状たるや本人に次ぐレベルである。彼等は分かっていて投票したのである。政治資金規正法違反の男と、公然たる対北支援者を秤に掛けて、対北支援者を選んだのである。「犯罪者の党」には犯罪者しか居ないのだ。
議席をゼロにすることは決して不可能ではない。
既に前例がある。やれば出来るのだ。
全ての民主党員には、犯罪者を選んだ「共犯者」としての責任がある。
速やかに離党するならよし、不信任案に今度こそ賛成するならよし、罪一等減じることも考えられよう。しかし,この段階まで来てなお擁護するようであれば、もはや共同正犯である。相手は一億国民だと覚悟して貰おう。
しかし、犯罪者軍団に力を与え、間接的にせよ外患誘致相当の犯罪者を総理にしたのは我々国民である。懺悔の意味を込めて、逮捕に精一杯の協力をする。政治家のみならず、警察や検察までもが世論動向に神経質になる時代である。ならば、もっともっと国民の顔色を窺って頂こうではないか。
事態に困惑し青ざめている国民ばかりではない、怒髪天を突き、風貌すら変わってしまった人も多いやに聞く。名も無き人達が覚醒し、埴輪が「大魔神」に変身する日も近いのである。大魔神の怒りは情け容赦無く、辺り構わずであることを覚悟して貰おう。