~子供たちに日本と天皇へ愛着を持たせましょう~
日本の神話に関心持たれてる方が多そうなので、本日は日本の神話について簡単に触れさせていただきます。
子供たちにとって、日本神話の展開のダイナミックさは、ギリシャ神話にも劣らず、聖書よりもおもしろいと思います。
まず、よく絵本とかになってる、代表的な逸話としては、主に下記のものがあります。
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イザナギとイザナミ
日本を誕生させるイザナギとイザナミの話。
天の岩戸
弟のスサノオに怒って、姉のアマテラスオオミカミが洞窟に隠れて、日本が真っ暗になってしまう話。
ヤマタノオロチ
スサノオが8つの頭を持つ大蛇を退治する話。
因幡の白うさぎ
ウソをついて体の表面をサメに食われたウサギを、オオクニヌシが助ける話。
海幸彦と山幸彦
“ウミサチヤマサチ”、“うみひこやまひこ”など、いろんな愛称があるようです。兄の釣り針をなくした弟と兄のケンカを題材にした話。山幸彦は神武天皇の祖父に当たります。
ヤマトタケル
粗暴だったヤマトタケルが天皇の命で日本各地を平定し、最後は白鳥となって天に昇っていく話。
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理屈をこねるよりも、こういった日本の神話を、小さな子供のうちからたくさん聞かせておくことで、日本という国の成り立ちに興味を持ち、天皇陛下にまつわる伝説も知って、日本や天皇への敬意も自然と生まれることでしょう。
日本の神話は展開が抜群に面白く、イザナミが鬼を使ってイザナギを追いかけてきたり、天の岩戸で真っ暗になって悪魔が騒ぎ出すところなど、特に子供がその世界に引き込まれるシーンのように思います。
それと国を生む場面でも、女のイザナミから声をかけてもうまくいかず、男のイザナギから声をかけたらうまくいくシーンとか、男と女のあるべき形を象徴していていいですね。
保育園や学校では決して教えてくれないでしょうし、こういったことこそ自分の子はもちろん、親類に小さな子供でもいれば、日本人の魂や精神を馴染ませるため、誰もが今すぐやれることだと思います。
1冊でもプレゼントしたりすれば、きっとその世界に引き込まれて、子供なんて他にもどんどん読みたいとなっていくことでしょう。
日本神話の絵本、かなり少なくなってるようですが、今でもシリーズで出してるところもありますし、小学生以上だって十分楽しめる内容です。
あかね書房と岩崎書店から、割とよさそうなものが出てますが、アマゾンにはあかね書房の絵本の写真が出ていませんね。
あかね書房 版
岩崎書店 版
神話ではありませんが、この岩崎版の絵本で特にいいのは「かぐやひめ」ですね。絵はもちろんですが、円地文子の旧態依然とした文が素晴らしいです。
永岡書店のアニメ・ミニ絵本もいくつかあります。このシリーズは特に就学前のお子さんには馴染みやすいように思います。しかし、このシリーズは安いのですが、残念ながら日本の神話では「ヤマタノオロチ」と「いなばの白うさぎ」だけしか今は販売されていないようで、他のものは現在プレミアムがついてるようです。どこかで安く売られてるのを買えたらラッキーですね。
永岡書店 版
ヤマトタケルは長編の話なので、絵本化が難しいためか、あまり絵本がありません。コミック版とかはかなり出てるようです。
これら日本の神話の絵本、大人でも十分楽しめるものばかりです。
日本神話について、よく知らないようでしたら、ぜひ読んで見ていただきたいところです。