【こにゃん市長】
清き1票よろしくニャ ネットOK、猫市議選も告示
滋賀県湖南市でこにゃん市長、ぎんを誕生させた市観光物産協会が企画する「こにゃん市議選」が12日、告示された。立候補したのは、ネコ5匹。こにゃん市のホームページ(HP)上で投票を受け付け、20日に当選者を発表する。また、協会は13日午後3時にさらに2匹を出馬させ、立候補数を計7匹にする予定で、定数を4から6にする。市民は「ぎん市長に続き、市議もまちを大々的にPRしてほしい」と期待を寄せている。
12日に「立候補」した5匹は、写真とともに「議会を私の美貌で華やかにするニャ」など公約のニャニフェストや、動画をアップ。インターネット投票は15~19日で、市内外のだれでも参加できる。いずれも市内にある県動物保護管理センターで保護された元飼いネコで、生後3~4カ月から2年ほど。期間中、落選する1匹を含め飼い主も募集している。
同市の造園業、塚本厚美さん(42)は「市議にも市長と同じように活躍して」と期待。市の伝統野菜「下田なす」を栽培する同市の農業、三峰教代(みたか・ゆきよ)さん(30)も「湖南の野菜の知名度が全国的にあがれば」と話す。
投票を呼びかけるぎん市長は「市議にも湖南市をPRしてもらいたいにゃ」と飼い主で通訳の園田めぐみさん(38)を通じてコメントした。こにゃん市HPは協会のHP(http://www.burari-konan.jp/)から。