「夕刻の備忘録」 様のブログより。
斑目氏が「(臨界の) 可能性はゼロではない」と発言した。いや発言したことになっている。科学者の頭の中などどうなっているか知らないが、それではこんな質問をしてみたい。
問:地球が二つに割れても原発が無傷の可能性は?
答:その可能性はゼロではない!
問:鳥がぶつかって、原発が壊れる可能性は?
答:その可能性はゼロではない!
問:宇宙人が来て菅にユッケを食わせる可能性は?
答:その可能性はゼロではない!
要するに科学者が言うところの「可能性はゼロではない」とは、“無内容”な発言なのである。少なくとも進むか戻るかで人命が左右される時に重要視する発言ではない。格別に取り上げて云々する方がどうかしているのである。
従って、斑目氏が胸を張って「臨界の危険性など言っていない、可能性はゼロではないと言っただけ」と言うのは、国家の一大事に何も有効な発言しなかったわけで、自らの責任を果たしていない証拠である。
ところが、「可能性はゼロではない」という発言に首相が反応したことを、当然のことと主張している“政府の人間”がいるそうである。誰を庇っているのか、そもそも当人がバカなのか、その両方だろうが呆れ果てた“政府の人”である。
★ ★ ★ ★ ★
首相がこの発言に鋭敏に反応し、大騒ぎした可能性は極めて高い。この人物の数値感覚は異常である。自称理科系らしいが、まあここでは「理科系の可能性はゼロではない」とだけ言っておこう。
頭も悪く性格も悪い。全ては他人の責任で、自分だけは悪くない。数値に鋭敏なのは自分がキレ者だからだ、と妄想している人物の、過去を探ればその秘密が分かる。
二年前の二月、中川昭一が財務大臣として、消費税問題に対して「万が一」と表現したことに必死に食らい付き、「9999は消費税を上げるのか」「万が一なら論理的にそうなる」と大騒ぎしたのである。全ての日本人が理解している「万が一」を一人この男だけは理解出来ず、何度も何度も繰り返し中川に難癖をつけていた。
場内は嘲笑の渦であるが、本人は気にも留めていない。そして挙げ句の果ては、質問者の立場も忘れてヤジを飛ばし、麻生総理に「質問者がヤジるようでは話にならんな」と窘められていたのである。
この男には、「万が一そうなった場合は」という形式の「ほとんど起こらないが、仮に起こった場合は」という仮定の話が通じないのである。中川の発言に対して、驚くべきことに、「それは9999、起こるという意味じゃないか」と主張したのである。「可能性はゼロではない」という言葉の含む、「ゼロではないが事実上起こらない」という意味が理解出来ず、それを「万が一」同様に、「ほぼ確実に起こること」と受け取っていたとしても何の不思議もないのである。
総理大臣として「民主党は大風呂敷を広げたわけです!」と見栄を切った男である。「大風呂敷」の意味も知らず、それを指摘されてもなお「だから大風呂敷なんだ!」と叫んでいたのであるから、どうにも始末のしようがない。
市民活動家には大局を見る目など必要とされない。一つの問題の、そのまた中の狭い狭い所を突いて、大騒ぎしていれば務まるのである。従って、バランス感覚など皆無である。全体を見通す必要も無く、収支勘定もしない。元より政策など全く要らない。そんな生活を半世紀も続けていれば、小学生以下の思考能力になるということか。
斑目氏は「何も有効な発言をしていない」ことを大威張りで主張しだした。それを受けて枝野、細野、その他有象無象が火消しにやっきになっている。しかし、当の本人が言葉の意味を理解していないのだから、これはボヤでは済まないだろう。
そして、被災地の住民まで使って、自民党批判を展開しているマスコミも大炎上するに違いない。こんな時に「言った・言わない論争」をしている、「まるで子供の喧嘩だ」「被災民が欲しているのは、そんな論争じゃない」と、全ては政府擁護、自民党批判へと誘導した報道である。
利用されている被災地の人を批判したところで詮無いことであるが、「あなたの家族や友人が、そしてあなた自身が無用の被爆をしたのは、この男の一言が原因だったかもしれないのですよ」と誰か諭して頂けないものかと思う。それでも「いやそんな二ヶ月も前のことを、今頃ワイワイやっても仕方がない、今の環境を良くするために、もっと力を割いて欲しい」と言われたならば、まさにその為にこそ、首相の責任を追及しているのだということを、誰か伝えて欲しい。
「この線を越えるな!」と書かれていれば線を越え、「この電源を切るなれ!」と書かれていれば、思わずスイッチを切るような男が、日本の最高責任者をしているのである。冗談ではなく、原発などより遙かに危険な男である。
繰り返すが、「言った・言わない論争」をしているのではない。「言ったことを言わなかったことにするな!」という論争をしているのである。自称理科系しかいない政府の人間には、「現場の人間があらゆることをメモしている」ことが想像出来ないのであろう。
スーパーでもテーマパークでも何でもいい、大規模施設のトイレには、「何時何分、清掃完了。担当誰々」という判が押してあるはずだ。ましてや原子炉施設である。一秒を争う切迫した事態だったから、記録など何も残っていない、と高を括っていたら大間違いである。日本人は数千年に渡ってあらゆることを記録してきた民族なのである。日本語も怪しい連中には分からないだろうが、真実はいずれ明らかになる。
「万が一」その他のお笑い動画:
笑ってはいけない】菅直人の予算委員会【09.02.04】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6077498
問:地球が二つに割れても原発が無傷の可能性は?
答:その可能性はゼロではない!
問:鳥がぶつかって、原発が壊れる可能性は?
答:その可能性はゼロではない!
問:宇宙人が来て菅にユッケを食わせる可能性は?
答:その可能性はゼロではない!
要するに科学者が言うところの「可能性はゼロではない」とは、“無内容”な発言なのである。少なくとも進むか戻るかで人命が左右される時に重要視する発言ではない。格別に取り上げて云々する方がどうかしているのである。
従って、斑目氏が胸を張って「臨界の危険性など言っていない、可能性はゼロではないと言っただけ」と言うのは、国家の一大事に何も有効な発言しなかったわけで、自らの責任を果たしていない証拠である。
ところが、「可能性はゼロではない」という発言に首相が反応したことを、当然のことと主張している“政府の人間”がいるそうである。誰を庇っているのか、そもそも当人がバカなのか、その両方だろうが呆れ果てた“政府の人”である。
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首相がこの発言に鋭敏に反応し、大騒ぎした可能性は極めて高い。この人物の数値感覚は異常である。自称理科系らしいが、まあここでは「理科系の可能性はゼロではない」とだけ言っておこう。
頭も悪く性格も悪い。全ては他人の責任で、自分だけは悪くない。数値に鋭敏なのは自分がキレ者だからだ、と妄想している人物の、過去を探ればその秘密が分かる。
二年前の二月、中川昭一が財務大臣として、消費税問題に対して「万が一」と表現したことに必死に食らい付き、「9999は消費税を上げるのか」「万が一なら論理的にそうなる」と大騒ぎしたのである。全ての日本人が理解している「万が一」を一人この男だけは理解出来ず、何度も何度も繰り返し中川に難癖をつけていた。
場内は嘲笑の渦であるが、本人は気にも留めていない。そして挙げ句の果ては、質問者の立場も忘れてヤジを飛ばし、麻生総理に「質問者がヤジるようでは話にならんな」と窘められていたのである。
この男には、「万が一そうなった場合は」という形式の「ほとんど起こらないが、仮に起こった場合は」という仮定の話が通じないのである。中川の発言に対して、驚くべきことに、「それは9999、起こるという意味じゃないか」と主張したのである。「可能性はゼロではない」という言葉の含む、「ゼロではないが事実上起こらない」という意味が理解出来ず、それを「万が一」同様に、「ほぼ確実に起こること」と受け取っていたとしても何の不思議もないのである。
総理大臣として「民主党は大風呂敷を広げたわけです!」と見栄を切った男である。「大風呂敷」の意味も知らず、それを指摘されてもなお「だから大風呂敷なんだ!」と叫んでいたのであるから、どうにも始末のしようがない。
市民活動家には大局を見る目など必要とされない。一つの問題の、そのまた中の狭い狭い所を突いて、大騒ぎしていれば務まるのである。従って、バランス感覚など皆無である。全体を見通す必要も無く、収支勘定もしない。元より政策など全く要らない。そんな生活を半世紀も続けていれば、小学生以下の思考能力になるということか。
斑目氏は「何も有効な発言をしていない」ことを大威張りで主張しだした。それを受けて枝野、細野、その他有象無象が火消しにやっきになっている。しかし、当の本人が言葉の意味を理解していないのだから、これはボヤでは済まないだろう。
そして、被災地の住民まで使って、自民党批判を展開しているマスコミも大炎上するに違いない。こんな時に「言った・言わない論争」をしている、「まるで子供の喧嘩だ」「被災民が欲しているのは、そんな論争じゃない」と、全ては政府擁護、自民党批判へと誘導した報道である。
利用されている被災地の人を批判したところで詮無いことであるが、「あなたの家族や友人が、そしてあなた自身が無用の被爆をしたのは、この男の一言が原因だったかもしれないのですよ」と誰か諭して頂けないものかと思う。それでも「いやそんな二ヶ月も前のことを、今頃ワイワイやっても仕方がない、今の環境を良くするために、もっと力を割いて欲しい」と言われたならば、まさにその為にこそ、首相の責任を追及しているのだということを、誰か伝えて欲しい。
「この線を越えるな!」と書かれていれば線を越え、「この電源を切るなれ!」と書かれていれば、思わずスイッチを切るような男が、日本の最高責任者をしているのである。冗談ではなく、原発などより遙かに危険な男である。
繰り返すが、「言った・言わない論争」をしているのではない。「言ったことを言わなかったことにするな!」という論争をしているのである。自称理科系しかいない政府の人間には、「現場の人間があらゆることをメモしている」ことが想像出来ないのであろう。
スーパーでもテーマパークでも何でもいい、大規模施設のトイレには、「何時何分、清掃完了。担当誰々」という判が押してあるはずだ。ましてや原子炉施設である。一秒を争う切迫した事態だったから、記録など何も残っていない、と高を括っていたら大間違いである。日本人は数千年に渡ってあらゆることを記録してきた民族なのである。日本語も怪しい連中には分からないだろうが、真実はいずれ明らかになる。
「万が一」その他のお笑い動画:
笑ってはいけない】菅直人の予算委員会【09.02.04】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6077498