「yohkan様のブログ・愛国画報 From LA」 より。
ああ、菅直人ってひとは、つくづく無能力なんだなあと思う。無責任なんだなあと思う。見てるだけで、こちらまで情けない思いに浸るのは、このひとが総理大臣だから。わが国の政界でトップに君臨するのがコレだもの。涙が頬を伝います。
海水注水中断云々で、云ったとか云わなかったとか、知っていたとか知らなかったとか、怒鳴りまくったとか怒鳴っちゃいないとか。もちろん、これだけ矛盾が露呈してるのだから、誰が見たって、嘘ついてるのは明らか。もちろん、これは問題ですよ。
でも、個々の発言が嘘か真実かと云うより、原発事故と云う未曾有の災難発生時、狂ったプロセスで国家の意思決定を進めながら、総理が責任逃れに終始する方が余程大きな問題なのです。
安倍元総理がご指摘の通り、3月11日、原子力災害対策特別措置法 に則り、原子力緊急事態宣言の発令によって全ての権限を総理大臣に集中させた。東電だって総理大臣の指揮下に入った。だから、何が起ころうと全ての責任は総理にある。発言が真実であろうと、嘘まみれであろうとね。
東電に罪をなすりつけようと、原子力安全委員会の提言をでっちあげようと、議事録 を隠そうと、どう悪あがきしても、その最終責任から逃れられるわけがない。だから見苦しい言い訳は、もうこのへんで止めたらいいのに。国家の指導者として失敗のプロセスを明らかにして、しっかり責任を取ればいいのに。
空き菅の絵を描いてから約半年。いつの間にか拡散して、いろんなところで見かけます。人気があるみたいだし、別に改訂版を登場させなきゃいけない理由はない。でも前作で、頭ん中が缶のような状態だと勘違いさせたのはまずかった。缶には底があるけど、この人のバカっぷりは底なし。
空き菅を覗けば、そこには底なしの宇宙が広がっている。空気もないし、音もない。ただただ、無限の夜空に吸い込まれる虚無感。国民ひとりひとりが闇の世界を彷徨ったあげく、星屑になるのかな。空しい。苦しい。そして哀しい。