民主党殲滅は先ず地方議会から。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





「夕刻の備忘録」 様のブログより。



統一地方選挙の前半戦、その投票日が近づいてきた。
その一方で衆議院解散総選挙は遠のいた。

恥知らずの卑怯者が政権を担っている現状は、誠に国民にとって耐え難い苦しみである。しかし、その首を獲ることは、通常の方法ではなかなか難しい。SPが政界浄化に乗り出してくれるのは、映画の中だけである。

西岡参議院議長が、「このままでは菅直人は政権を担う資格がない」とまで断言しているにも関わらず、民主党にも閣僚にも緊張感は欠片も無い。西岡氏が記者会見で話していたように、被災地にはランドセルはあっても、教科書もノートも鉛筆もないのである。この状態では、場所を確保したところで、学校は再開できない。

仮設住宅の設営などと違って、学習環境を整えるための小物の配布は、直ちに行えるはずである。しかし文科省は、それに気付いていない。気付いても実行が伴っていない。極限の苦しみの中で喘いでいる子供達をサッパリ忘れ、文科大臣は木曜日に開幕した「将棋名人戦・羽生対森内」の振り駒に興じていた。

将棋連盟は文科省の所管である。永世名人同士の名人戦、その初戦である。文科省の人間がこれに関わることは、不思議でもなんでもない。しかしこの時期に、大臣がわざわざ対局場のホテルまで出向いてする事か。振り駒は、如何に権威ある大一番であっても、プロ候補生である記録係の少年がやる程度の仕事である。誰がやっても、どうやっても、対局の舞台装置にもならない、極めて些末な仕事である。

それを将棋連盟の「政治工作」にのって、ノコノコと出掛けて行く大臣のアホさには呆れ果てるしかない。連盟会長は、大臣の虚栄心を刺激して、補助金の確保・拡大を目指す絶妙手を打ったのである。自身の内閣が投了寸前であるというのに、他人の振り駒を嬉しそうにやっている。どちらが一体「政治家」なのか、全く呆れた話である。

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国家の電力問題を、東電という一民間企業に全て押し付け、批判の矢面に立たせて、未だ小康状態にも至っていないのに、先んじて賠償問題を如何にも苦々しく語る人間が、国家経営など出来るはずがない。こんな内閣をこれ以上延命させるわけにはいかない。首相の資質が問題視されるのは当然として、閣僚から党幹部に至るまで、国の行政を任せてよい人物は一人も居ない。国家の非常事態にして、この対応である。普段は影で何をやっているか、分かったものではない。

しかし解散は、まだ先の話であろう。ならば地方選挙で民主党議員、推薦議員を徹底的に落選させる以外に、中央政局に衝撃を与える方法はない。

ここ最近では「党ではなく、人で選ぶべきだ!」と真面目な顔で論じる人が多いようである。ここで注意すべきことは、これを主張する人の大半が、その裏で自民党批判を匂わせる点である。本来なら政策を基準に選ぶべきであるにも関わらず、「コンクリートから人へ」と同様の甘言で、「所属より、人を見よ!」という。

この主張は、「若さと新鮮さだけが売物である民主党候補」に有利に働くのである。それは社会経験も乏しいほどの若さをプラスに評価し、その未熟さを新鮮さにすり替えてくれるマスコミがあればこそであり、この標語一つで、自民党のベテラン候補者は不利になる。まさに大衆煽動の技術である。

こうして先の衆議院選挙では、多数の民主党議員が誕生した。そして、その結果が今の惨状である。今こそ

 人ではなく、党で選ぶべきである!

人柄など全く無意味であることは、民主党内部の混乱振りを見ればすぐ分かることではないか。そして、肝心要の人柄とやらも、誠に語るに足りない。守る気も無い口約束で、バラ色の未来を約した単なる口舌の輩、大言壮語の大嘘吐きであった。守る気のない約束なら、誰でも出来るのである。

地方選挙の候補者選びは簡単である。

1:民主党所属候補は外す。
2:民主党推薦候補は外す。
3:「減税日本」は外す(小沢傀儡政党)。
4:「みんなの党」は外す(民主党と類似点多数)。
5:無所属は外す(一寸待て、その無所属は民主「だよ」)。

以上の5ステップから残った議員の政策を調べる。中でも、付焼き刃にすぎない「地震防災対策」「原発」に関する主張は除く。選べる候補者が居ない場合には、ステップ4から再吟味する。これで候補者の選択は完了である。


今は菅内閣を倒すことが喫緊の課題である。日本を護り、被災者の生活を一日でも早く元に戻すためには、無能力者の集団である民主党を徹底的に滅ぼすしかない。国政に直接関与する機会が遠いのならば、地方議会から処断するしかない。

過去の附き合い、しがらみ、その他諸々の事情は全て横に置き、この空前絶後の無責任政権を倒すために、民主党の息の掛かった全議員の落選を目指して、御協力頂きたい。どんなに才能があっても、どんなにその地域に貢献できる人物であっても、今の民主党を支える候補者は、国に害を及ぼす存在である。そもそも現政府を追認しているレベルで、その人間性も、実行力も皆無に等しい。ましてや「隠れ民主」など、以ての外である。

菅内閣の延命は民主党の延命であり、民主党の延命は、日本の破綻である。虚言、恫喝、隠蔽、弾圧の左翼政党・民主党を壊滅させよう。それが日本復興の第一歩である。

日本に民主党議員は要らない!