谷垣総裁は人災総理を蹴り倒すべきだった! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





「愛国画報 From LA」 より。




震災後、自らの失政で人災が広がるのを見て、菅政権も、さすがにこりゃ手に負えないと悟った。それならあっさり総辞職すればいいのに、あえて居座る腹を決めたらしい。そして大連立を呼びかけた。大廉売とか大感謝祭とか、アタマに大が付くと賑やかな感じにはなるけど、特別な意味はない。

国家運営能力はないことが露見して、支持する国民はもういない。民主党 は崖っぷちだ。だから助けが欲しい。分け前をやるから、与党も野党もない無風状態を作りだして、一緒にぬくぬくと過ごそう。連立の誘いは、そんな悪魔の囁きだった。すべては延命工作に過ぎない。

自民党 はこれを蹴った。当たり前だ。民主党 政権をこれ以上存続させれば、日本国民の命や暮らしを更に危険にするからだ。民主主義の息の根を止め、経済を壊滅させ、外交を破綻させるからだ。

菅首相が息を荒くして言い寄ってきた時、谷垣総裁は何らやましいことはしていない。相手が無防備に近寄ってきたからって、据え膳喰わぬは男の恥とは思わなかった。もしそれなら、見下げ果てた奴だけど、悪いことは一切していないのだ。話を聞き、断っただけだ。もし前向きな提言があるならと神妙に聞いてみたら、私利私欲にまみれた馬鹿話だったので、NOと云っただけだ。

それなのに谷垣総裁、なぜか優柔不断だと非難の的。民主党 政治の継続を望み、大連立、大連立と囃したてた偏向メディアにとっては、谷垣憎しの気持ちもあるんだろう。でも、それじゃあんまり、この人がカワイソウじゃないか。

もともと谷垣さんの政治スタンスはよく判らない。おとなし過ぎて、然したるリーダーシップを感じない。震災について救援対策や復興計画をどーんとぶち上げるべきなのに、自粛ムードが経済を萎縮させるとか、評論家みたいなことをごにょごにょ云っている。具体的な政治のヴィジョンを示せよ、ヴィジョンを。それがないから、優柔不断だなどと舐められるのだ。




草莽崛起 頑張れ東北!自衛隊!海上保安庁!




実際、菅総理の申し出を、ひとことでNOと撥ね付けたのはまずかった。折角のチャンスだ。ぐわーんと力一杯、蹴り倒せばよかったのだ。

解散 総選挙を約束するまで、幾度も幾度も回し蹴りを喰らわせ、半殺しにすべきだった。この人災総理をぶち倒さないと、哀れな国民が半殺しにされちゃうのである。