「愛国画報 From LA」 より。
アフガンやイラクなど戦地からの帰還兵を時々、ロサンゼルスの空港で見かけます。
家族や友人が星条旗の小旗や風船を持ち、首を長くして待つ空港の出迎えロビー。そこに現れる兵隊の一行。夫に駆け寄る奥さん。大好きなパパに飛びつく子供達。ガールフレンドに会いかったんだろな、抱き合ったまま動かない若い兵隊。両親、祖父母、親戚、全員順番にハグする律儀な兵隊。何だか家族も誇らしげ、兵隊は何だか照れ臭そう。
もちろん、久々に愛しい人達に会ってるのだもの。涙はつきもの。たまたま空港に居合わせたこちらまで、もらい泣きです。
素敵だなと思うのが、家族でも友人でもない、通りがかりの人達も口々にサンキュー!と云うこと。知らない兵隊さんなのに、拍手で迎えること。われわれ国民の為に、戦地で頑張ってくれてありがとう。一国民として、感謝の気持ちを素直に表すのですね。
さて、大震災。被災地は戦地です。10万の兵を動員し、米軍と共同で行った救援活動はまさに戦争です。自衛隊がいなければ、瓦解した町や村を復旧する術はなかった。何万人もの被災者を救出することも、遺体を収容することも出来なかった。政府の失態にもかかわらず、こうして復興の糸口がつかめたのは、自衛隊のお蔭です。
被災地も漸くボランティアが入れる環境になったのだとか。民間人が動ける場面になれば、多くの自衛隊員は早晩、それぞれの駐屯地に帰られることと思います。
手に手に日の丸の小旗を持ち、空港や駅に帰還兵を拍手で迎えに行きましょう。感謝を込めて、ありがとう!って云いましょう。許されるなら、ひとりひとり胴上げしましょう。で、大声で歌います。
肩をならべて兄さんと
今日も学校に行けるのは
兵隊さんのおかげです
お国のために
お国のために戦った
兵隊さんのおかげです
どうも、ありがとう!!
