IAEA 日本からの情報不足に不満表明。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





【ロンドン=木村正人】これまで日本政府への批判を避けてきた国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)の天野之(ゆき)弥(や)事務局長は15日の記者会見で、福島第1原発事故について「日本からの情報提供が限られ、IAEAの対応も限られてしまう」と強い不満を表明した。

 同事務局長は14日の記者会見で「IAEAは後知恵で事態の収拾に取り組むスタッフを批判するようなことはしない」と述べ、専門家も「核燃料が溶融しているという兆候はない」との見方を示していた。

 しかし、ロイター通信によると、事態は急激に悪化し、日本政府からの情報不足に、同事務局長は15日、「2号機の炉心や原子炉格納容器は損傷している恐れがある。ヒビが入っているのか、穴が開いているのか、何もないのか、まだ知らされていない」といらだちを示し、「われわれは報道機関にも後れを取っている。もっと迅速で詳しい情報が必要だ」と日本政府に対応の改善を求めた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110316/dst11031623300111-n1.htm