「スリーマイル島原発の同等以上」 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 







【放射能漏れ】福島第1原発事故。



東日本大震災に伴う東京電力の福島第1原子力発電所の事故について、国際社会は、炉心の大規模溶融が起きた米スリーマイル島原発事故や、炉心もろとも大爆発を起こし多数の死者を出した旧ソ連のチェルノブイリ事故と並ぶ大規模事故だと受け止めている。少なくともスリーマイル島原発と同等以上の規模になるとみる声も強まっている。

 ロイター通信によると、フランス原子力安全当局は14日、原子力施設事故に関する国際原子力事象評価尺度(INES)で定められたレベル0~7までの8分類のうち、福島第1原発事故は「レベル5か6に該当する可能性がある」という見解を明らかにした。

 スリーマイル島原発事故は「施設外へのリスクを伴う事故」に当たるレベル5なので、それと同等以上の規模だという見方だ。福島第1原発事故がさらに拡大すれば、「大事故」に相当するレベル6だとみられる可能性が強まる。

これを上回るのが最悪のレベル7に該当するチェルノブイリ原発事故だ。欧州からの報道によると、国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)の天野之弥事務局長は14日の会見で、チェルノブイリ原発事故との違いについて「福島第1原発事故は人間や設計のミスが原因ではなく巨大な自然災害によって引き起こされた」と強調した。

 実際、チェルノブイリ原発事故が未曽有の被害を出したのは、旧ソ連政府の情報隠蔽など人災の側面が大きい。さらに原子炉の構造が福島第1原発と違う。

 チェルノブイリ原発の原子炉は「黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉」と呼ばれ、格納容器がなく原子炉が密閉されていないことが特徴だ。このため放射性物質が大量に放出された。

 これに対し福島第1原発が採用する「沸騰水型軽水炉」と、スリーマイル島の「加圧水型軽水炉」の原子炉には格納容器がある。

 ただ、15日には福島第1原発の2号機で、格納容器につながる設備が爆発で損傷を受けた。同原発に対する国際社会の目はさらに厳しくなる可能性がある。



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東日本大震災後、相次いで爆発した東京電力福島第1原発の衛星画像。左下から1~4号機の順で、煙を上げているのは14日に爆発した3号機=14日午後、福島県大熊町(ロイター)


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      放射性物質の除染作業に臨む自衛隊員=15日午後2時24分、福島県二本松市




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       福島県二本松市で、放射線量の検査を受ける赤ちゃん=15日午後1時31分




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              放射性物質の除染を受ける人(後方)の靴を洗浄する自衛隊員

             =15日午後2時41分、福島県二本松市