「愛国画報 From LA」 より。
1995年1月、阪神・淡路大震災が発生した際、当時の首相、村山富市が、社会党党首としてメンツにこだわって自衛隊への出動要請を拒否し、さらには米軍の緊急支援を断り、結果的にむざむざと数千人の命を見殺しにしたのは有名な話。
当日、村山首相は、刻々と被災地の様子が報道されるのを横目で見つつ、何らアクションをとらずに、のんびり朝食会を楽しんでいたとか。自虐的で国辱的な「村山談話」を残し、憲政史上最低と呼ばれる総理だけあって、日本人の命を救おうとは考えもしなかったらしい。
この悪しき前例があるので、今回の大震災発生時、菅首相は即座に現地視察を実行し、自衛隊の出動を即決し、オバマ大統領に支援要請を行った。首相視察が混乱を拡大し救出作業を遅らせたとの噂もあるだけど、同じ左翼でも、村山富市より遥かにまともな対応をしたのだから、非難する気にはなれない。むしろ、よくやってるかなと思ってました。
ところがどっこい、辻元清美を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命したと聞き、えええっ!?と、仰天。
辻元と云えば、阪神淡路大震災発生時、支援と称して印刷機だけ持って被災地に乗り込み、政府批判と自己宣伝のビラ配りをしてヒンシュクを買った女。被災者の苦しみも理解せず、「自衛隊は違憲だから、救援物資は受け取るな」とやらかした伝説的なバカです。
大震災は国の一大事。こんなときに、「国家を解体せよ」とか「国旗を亡くせ」とか、日頃から反国家思想を宣伝する活動家に首相補佐官を担当させるって、一体、菅政権は何を考えてるんでしょ?
そもそもこうした深刻な災害時、万全の体制で救援活動が出来るのは「軍隊」だけ。しろーとの市民活動家なんぞが出て来たって、足手まといになるだけです。
自衛隊と米軍が活躍すべき場面で、なぜ辻元が出て来るのか?
いやいや、辻元と関係の深い「赤軍派」って単なるテロリスト集団で、「軍隊」じゃないんだけどなあ。
