防衛省臨時会見概要。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 


                                平成23年3月11日(23時30分~23時33分)

 

1 発表事項

 本日、発生した「平成23年東北地方太平洋沖地震」に対して、私から1800に大規模震災災害派遣命令、更に1930に原子力災害派遣命令を発令いたしました。防衛省においては、地震発生以来、3回の対策本部会議を開催をして、対応にあたっております。現在、自衛隊から人員合計約8,000名、航空機約300機、艦艇約40隻が派遣若しくは派遣の準備にあたっております。既に各地で陸、海、空それぞれの部隊が救助等の活動を行っております。また、詳細については、確認できておりませんが、航空自衛隊の松島基地についても相当の被害が出ているようであります。なお、詳細については、また事務方から発表させたいと考えておりますが、総理からも「最大限の活動をすること」と指示をいただいておりますので、関係地方公共団体と協力しながら自衛隊の総力を挙げて、引き続き対応をしていく所存であります。部隊の展開については、統幕長も本日同席いたしておりますので、皆様方のご質問には、その角度からもお応えしてもらいたいと思います。細部にわたっては、報道官の方から報告をいたしますので、私は引き続き残っている仕事がありますから、よろしくお願いいたしたいと思います。



2 質疑応答

Q:第2回防衛省災害対策本部会議で、「在日米軍との連携の下」ということを仰っていましたが、自衛隊と米軍の連携とは、今後どのようにお考えですか。


A:(統幕長):米軍とは、在日米軍司令官の方と私の方で調整をいたしまして、調整所を立ち上げるということで、夕刻、調整所を立ち上げさせていただきました。したがって、今、連絡幹部も含めて、こちらの方に派遣をしていただいて、これから細部の調整に入りたいと思っております。