岐阜の会社捜索。
中国産蜂蜜を混ぜた商品を国産と偽装表示し販売した疑いが強まったとして、岐阜県警は11日、不正競争防止法違反(誤認表示)の疑いで、同県養老町の蜂蜜製造販売会社「フラワーハネー」など4カ所を家宅捜索した。
県によると、同社は24都道府県の約90社に少なくとも約1万5千キロを販売。県は8日、日本農林規格(JAS)法などに基づき改善を指示した。
県警によると、成分鑑定を依頼した研究機関から、中国産の混入が認められたとの結果が10日に届いた。
同社社長は11日、捜索に先立ち会社前で「安定供給などのため、少なくとも15年以上前から偽装していた。申し訳ありませんでした」と話した。
県警の捜査車両は午前10時20分ごろ、到着。段ボール箱などを持った捜査員ら十数人が会社事務所に入った。
中国産蜂蜜を使ったのに「国産」と表示し販売していた蜂蜜(岐阜県庁)
蜂蜜製造販売会社「フラワーハネー」に家宅捜索に入る岐阜県警の捜査員
=11日午前10時25分、岐阜県養老町
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110311/crm11031111190012-n1.htm