オマエはすでに死んでいる! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





「夕刻の備忘録」 様のブログより。



党首討論を見た。
感想は表題に尽きる!

何を聞いても答えない。答えられない。

就任以来、逃げに逃げてきた党首討論である。官僚のアシストがある予算委員会ですら乗り切れない者が、孤立無援である党首討論など出来るはずがない。その意味では己を知っていたということか。

党首討論の時間帯が問題だという声が多い。
「ゴールデンタイムにやれ!」との意見である。
大いに賛成する。

そこでもう一つ時間に関して提案する。
時間無制限でやれ!

何の為の委員長の仕切だ。泥仕合と言われようと、罵り合いだと言われようと、何と言われようと構わない。力の尽き果てるまで、討論すべきである。適当なところで委員長が裁けばいい話だ。通常の予算委員会ではない。ゴールデンタイムの中継なら、そうそうおかしな審判は出来ないだろう。

そうすれば無意味な時間伸ばし戦術も無効となる。
何を聞いても問には答えず、ひたすら自説を繰り返す。
制限時間があることを悪用して、時間切れ引き分けを狙う。
全く勝つ意志の無い、卑怯千万な手法を防ぐ為である。


多くの方が既に御存知であろう。
民主党の閣僚は、話の冒頭に必ず次の台詞を付け加える。
「先程もお話ししましたように」
「何度も繰り返し御説明申し上げておりますように」

恐らく彼らは初対面でもこう言うだろう。
この台詞によって、マスコミの編集が極めて容易になるのである。相手の話を取り上げず、この台詞からビデオを始めれば、純情可憐な視聴者は、「なるほど同じことを執拗に聞いてくるから困っているのだな」と。「相手が不誠実で無駄な時間が過ぎているのだな」と、錯覚させる悪質な手法である。

これも多くの方が御存知だろう。
長広舌の後、いよいよ終わりかと思われる箇所にくると、必ず声のトーンが一段上がる。昔々、何処かで安物の弁論術の本でも読んだのだろう。香具師さながらに、「どうですか皆さん!」と見栄を切る。得意満面である。これが拍手部隊への合図にもなっている。

衆議院選挙での「詐欺フェスト」を批判されると、待ってましたとばかりに参議院選挙の「負けフェスト」を持ち出す。それも相手の話をわざわざ遮ってまで。まさに愚かの極みである。国民に否定された選挙結果をもろともせず、「ここに書いてあるぞ」と声を張る。極め付けの「速攻ブーメラン」である。


物事をキチンと学ばず、口先だけでその場その場を乗り切って、何の間違いか全く場違いな場所に、地位に就いた男の末路である。顔も声も仕草も惨めそのものであった。

オマエはすでに死んでいる!

誰もがそう感じた筈である。
死人が仕切る内閣はゾンビ内閣である。

自民党もまさか「ゴーストバスターズ」の仕事をするとは思わなかったろう。バケモノ退治も御苦労なことであるが、ここは一番、踏ん張って、耐え難きを耐えて頑張って頂きたい。我々も殺虫剤は撒く、魔除けの張り物はする。埋めるべき土地は用意しておく。

「オバケにゃ学校も♪ 試験も何にもない♪」そうであるが、政界のゾンビも党首討論だけは避けられなかったというオチである。








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