角川書店, KADOKAWA
ISBN:9784041105641
2013年09月27日頃発売 単行本
2,160円(税込)
【あらすじ】
〈無欲〉〈誠実〉〈博学〉〈友好〉〈勇敢〉。16歳、五派閥の選択儀式にのぞんだベアトリス。下された診断は、異端者=ダイバージェント。彼女を待ち受けていたのは、過酷なサバイバル・ゲームだった!
【抜粋メモ】
わたしの家には鏡が一枚だけある。二階の廊下の羽目板張りの壁をずらすと、そこが鏡になっている。派閥の決まりでは、三ヶ月ごと、月初めの二日に鏡の前に立つことが許されており、その日、母に髪を切ってもらうのだった。(略)
母の目を盗んで、ちらちらと鏡に映った自分の姿をながめてしまう―虚栄心の表れではなく、ただの興味本位からだ。(略)
数ヶ月前に十六歳になった。ほかの派閥では誕生日を祝うが、わたしたちにはそうした習慣は無い。誕生日を祝うのは、自己中心的な行為だから。
[P.5]


