激湯11 | 乾壽也の真剣勝負

乾壽也の真剣勝負

乾壽也の日常生活、趣味やら仕事やら紹介します。
名古屋を中心に役者として活動しております。
非常に多趣味故に遊び中心の話題が多くなるかも、、、笑

中指から血を流した僕を放ってNはさっさとロビーへ歩いて行った

僕は手拭い一歩しかないのに髪の毛を洗ってしまったのでドライヤーで乾かそうとしても中々乾かない

くそー( ;´Д`)

と思いながらロビーに戻るとNはお昼ご飯を食べようと言った

N「カレー食べるわ」

僕「そっか、、、僕も食べるわ!一緒に頼んどいて」

N「わかったー」

カレーが出来る前にと思い、二人で旅館にあずかってもらっていたテント泊用の荷物を受け取りに行くことにした

受付の前でNが

N「ついでにこれ渡しといて」

と紐を渡してきた

え???

僕「何これ?」

N「荷物縛ってあった紐」

僕「自分で渡しに行けばええやん」

N「乾くん、、、何か食べるんやろ?注文するついでに紐返してきて」

僕「え?注文してくれたんやろ?」

N「してないよ」

僕「え?注文しといてって言うたやん!」

N「、、、はい、これ」

と紐を渡された
( ̄ー ̄)

僕「、、、💢もうえぇ!行動食、食べとくわ💢!お前が返してこい!💢」

旅の疲れは人を怒りっぽくさせる事がある

まぁ一回くらいありますわ、、、こんな事もww

僕が怒っている事に漸く気付いたNは焦っていたがNもつかれていたのだろう

ともあれ

荷を作り直して下山する事になった

今日は行き道で歩いた、あの、地獄の12キロを歩かなければならない💦

さっさと降りて松本に戻りたい

すっぽんぽんから山装備に戻った我々は中房温泉を後にした、、、
photo:01



後にした、、、筈だった


N「あれ?💦無い!」

ん?

僕「何が?何が無いの?」

この手のNの失せ物事件は日常茶飯事なので僕は冷静だった

Nはサングラスを失くしたらしい

慌ててザックの中をあさる為に中身を全部出している

手伝う

旅館の前である

他のお客さんの前でザックの中身をドラえもんの様に全て放り出したNは恥ずかしそうに

N「あったわ、、、」

僕「、、、」

先ほどの件もあったのでNは僕に平謝り

N「ごめーん、これは僕が悪かったわ、、、(´Д` )下山したらビールおごらしてくれぇぇぇ、、、」

僕はゲラゲラ笑いながら

僕「ええよww別に急ぐ旅でもないんやからww」


こんなもんである


僕らの旅はいつも
photo:02



つづく、、、