上海の時のアカペラ。
見た目もさる事ながら、ハイトーンになった瞬間はいつまでも、あの時の上杉昇のままだと凄く感動した。
この人の声、そして作詞した本人の言葉が、歌として届けられるという事に意味がある。
ロックンローラー上杉昇でも、ポップスのWANDSでもなく、WANDSの上杉昇
というのは、こういった感動をくれる存在だと思う。
隠れた名曲。
上杉さんパートは終始、ハイトーンなので感性に突き刺さり、その刺激は半端ない。
こういう部分こそ、彼自身気付いているか分からないけど、ファンを魅了する音だと思う。
WANDSだけのバージョンもあれば聴いてみたかったな。
この曲関連で、三人目のB'zとも言われ、数々の編曲を行なってきたアレンジャー、明石昌夫氏。
明石さんのブログで、興味深い記事があった。
この記事の中で言っているタイアップの曲とは、果てしない夢を、雨に濡れてのCDを指している。
それで、この記事の中のこの言葉が目についた。
精神が失われて、形だけ残る。
奥深いね。
よく分からないって人は、本物の探究をすると見えて来ると思う。