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ボーイズ・ドント・クライ

ボーイズ・ドント・クライ      ≪公開時コピー≫
     自分自身を見い出すための勇気を
     描いた衝撃の実話。


       製作国:アメリカ
       製作年:1999年
       公開年:2000年

 【監督】   キンバリー・ピアース

 【製作】   ジェフリー・シャープ
         ジョン・ハート
         エバ・コロドナー
         クリスティーン・ヴァッション

 【出演】   ヒラリー・スワンク (ブランドン・ティーナ)
         クロエ・セヴィニー (ラナ)
         ピーター・サースガード (ジョン)
         ブレンダン・セクストン三世 (トム)
         アリソン・フォーランド (ケイト)
         アリシア・ゴランソン (キャンディス)
         マット・マクグラス (ロニー / 従兄)
         ロブ・キャンベル (ブライアン)
         ジャネッタ・アーネット (ラナ・ママ)

 【Zero的評価】 100円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   ラナの懐の深さ

 【鑑賞本数】  年間:59作目  通算:80作目


 【 感 想 】

 実際に起こった事件をベースに映画化した作品。ジーア、17歳のカルテ路線のドキュメンタリー風映画。トーンも中身も暗くて救いようがないけれど、観ておく価値はあると思われる。

 性同一性障害。今でこそメジャーになりつつある言葉だが、外見と中身がずれていること。その苦しみは想像するしかできないけれど、半端でない葛藤はあると思われる。だけど誰にでも、男でもなく女でもないニュートラルな部分はあると思う。そのニュートラルな部分が外見よりか、中身よりか。そこでずれた何かが我慢できないのが性同一性障害なのかと思ってみる。

 崇高な愛とか本当の愛とか、そんな言葉は口にするだけで歯が浮くけれど。ラナはブランドンが女であるか、男であるかということにこだわらず愛していた。その姿勢は純粋で可愛くって、かっこよかった。性別を通り越して、人として、誰かを愛するというのは理想ではある。現実は外見に惑わされるし、中身に惑わされる。そして、勝手に傷ついて、誰かを傷つけて、臆病になっていく。それでも、誰かを、性別に関係なく愛することができたらいいなと思う。

 レナの悪友たちは正直かなりムカついた。男であれば友達として仲間として認めるのに、女と知ると変態扱いしてレイプする。その行為が人として許せない。所詮、田舎のお山の大将。人間が小さくていらっしゃる。

 でも、彼らは彼らでブランドンに裏切られたという思いや、異質なモノに出会った時に対処する術を知らなかっただけなのかもしれない。だからといって、レイプしていいかと問われれば、そんなものもちろんダメに決まっている。田舎にいけば行くほど、封建的で昔気質で頭が堅いのは仕方がないことかもしれない。ただ、外見や中身がどうであれ、同じ赤い血が流れる人間である限り、人対人としてのつきあいができる人間でありたいと思う。決して、異質なモノを拒む偏狭な人間にはなりたくない。そんなことを思ってみる。



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パラサイト

パラサイト      ≪公開時コピー≫
     この中の誰かは、
     もはや人間ではない


       製作国:アメリカ
       製作年:1998年
       公開年:1999年

 【監督】   ロバート・ロドリゲス

 【製作】   エリザベス・アヴェラン

 【出演】   イライジャ・ウッド (ケイシー)
         ジョシュ・ハートネット (シ-ク)
         ジョーダナ・ブリュースター (デライラ)
         ショーン・ハトシー (スタン)
         クレア・デュヴァル (ストークリー)
         ローラ・ハリス (メアリーベス)
         アッシャー・レイモンド (ゲイブ)
         ロバート・パトリック (ウィリス)
         ファムケ・ヤンセン (バーク)
         パイパー・ローリー
         サルマ・ハエック (ハーパー)
         ジョン・スチュワート
         ベベ・ニューワース
         クリストファー・マクドナルド
         ダニエル・フォン・バーゲン
         サマー・フェニックス

 【Zero的評価】 320円

 【リピート率】  ★★★★★

 【見所】   豪華なキャスト。しかも、絶妙にはまってる。

 【鑑賞本数】  年間:58作目  通算:79作目


 【 感 想 】

 B級要素たっぷりなのに意外と骨太でしっかりとしている。ホラー・サスペンス・サイエンスと中身も盛りだくさん。キャストも豪華だが、ストーリーも豪勢。下手に金がかかっているだけの映画を観るより断然見ごたえがある。

 いじめられる自分に嫌気がさしているサイエンスオタクのケイシー。正義感が強くスクープ狙いのデライラ。アメフトをやっていることにしか自分の価値を見出せないスタン。斜にかまえているシーク。見た目は派手だが好きな男にも告白できないシャイなストークリー。皆どこか一癖のある5人。そこに転校生の得体の知れないメアリーベスが混ざり、学校でおきている「何か」に立ち向かっていく。

 ベストフレンドではないけれど、誰かと誰かは普通に仲良しというつながり。成り行きで行動を共にすることになるが、ありきたりな友情はない。疑いや裏切り。信じたい。信じられない。それでも、最後まであきらめない彼らの姿を青春の二文字で安易に片付けたくない。

 パラサイト-寄生-の通り、人の体に寄生していくエイリアンにもエイリアンの言い分はある。住んでいた土地がひからびて仲間が次々と死んでゆく。唯一生き残ってもただ一人。さびしい、悲しい、仲間がほしい。

 でも、力にものをいわせて仲間にしてもそれは表面的な仲間で、言いなりにすることはできても、共感はできない。孤独であることに変わりない。ケイシーたちは異質なものゆえに拒否し、逃げ惑っていたのだろう。だけど、どこかでエイリアンの寂しさを感じ取っていたから、自分の意識を奪われて、形式的な仲間になることを拒んだのかなとも思う。握手から始まる様な友達であればケイシー達もここまで頑なにならなかったかもしれない。

 エイリアンが力でしか仲間を増やせなかった経緯は割愛されているが、多分、虐げられたことが原因なのであろう。だけど、話し合う努力と信じる心があれば異なる結果が得られたのではないだろうか?



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スリング・ブレイド

スリング・ブレイド      ≪公開時コピー≫
     それは心に突き刺さる刃
     


       製作国:アメリカ
       製作年:1996年
       公開年:1997年

 【監督】   ビリー・ボブ・ソーントン

 【製作】   ブランドン・ロッサー
         デヴィッド・L・ブシェル

 【出演】   ビリー・ボブ・ソーントン (カール)
         ロバート・デュヴァル (カールの父)
         ドワイト・ヨアカム (ドイル)
         J・T・ウォルシュ (チャールズ)
         ジョン・リッター (ヴォーン)
         ルーカス・ブラック (フランク)
         ナタリー・キャナディ (リンダ)
         ジェームズ・ハンプトン (ウールリッジ)

 【Zero的評価】 100円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   ビリーのカールのなりきりっぷり

 【鑑賞本数】  年間:57作目  通算:78作目


 【 感 想 】

 ビリー・ボブ・ソーントンが監督・脚本・主演を兼ねて、アカデミー脚色賞に輝いたらしい。アカデミー賞の判断基準が今二つ三つよくわからないから、受賞作=いい作品とは認めがたい。それはさておき。

 泣ける映画と聞いていただけに「どこが?」と率直な感想で言いたい。ちっとも泣けないし、感動もしない。もしかしたら先入観があったからなのかもしれないけれど。

 ビリー・ボブ・ソーントンはすごい役者だと認識を改めたのは事実。出演作品をそんなに見ているわけではないけれど、顔つき、体つきまで変わってしまって、それだけカールになりきってしまう役者魂はすごい。

 実の母親と浮気相手を殺害したカール。動機が何であれ、殺すというのは決して、してはならない行為。それがたとえ知的障害者であってもだ。善悪の判断が本当につくのかという意見もあるだろうが、見かけはまっとうでも中身が壊れている人も多くいる。その度ごとに精神異常ですませられたら殺された人間も、家族もたまらない。そもそも精神に異常をきたしてれば人を殺していいのかってことになりかねない。

 人を見かけで判断するなとか、過去で判断するなと人は言うけれど100%信用できるわけはないし、どこかで判断せざるをえない。そのどこかは自分の目でその人の本質を見極めなければならないとは思う。フランク少年は自分の目でカールが信用できる人だと判断したのだろう。そこで育まれた友情は確かに胸が熱くなる類のものではあった。

 だけど、カールが一見更正したかのように見えて戻ってきた故郷で、きっかけは何であれ同じ過ちを繰り返す結末は受け入れがたい。力に訴えるという他に手段を持っていないのだろう。愛する人が裏切った時、愛してくれる人が虐げられた時、許せない気持ちが暴力につながるのだろうとは思う。そういった事情を踏まえた上で、狼はやっぱり狼。いつ何時牙をむくかは誰もわからない。そんなことを思ってしまった。



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ポワゾン

ポワゾン      ≪公開時コピー≫
     その愛は毒(ポワゾン)。
     人生を狂わせ、心まで裸にする。


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   マイケル・クリストファー

 【製作】   デニーズ・ディ・ノヴ
         ケイト・グインズバーグ
         キャロル・リース

 【出演】   アントニオ・バンデラス (ルイス)
         アンジェリーナ・ジョリー (ジュリア)
         ジョーン・プリングル (サラ)
         アリソン・マッキー (オーガスタ)
         トーマス・ジェーン (ダウンズ)
         ジャック・トンプソン (アラン)
         グレゴリー・イッツェン (ワース大佐)

 【Zero的評価】 50円

 【リピート率】  ★

 【見所】   妖艶なアンジー。

 【鑑賞本数】  年間:56作目  通算:77作目


 【 感 想 】

 大好きな俳優が出演さえしていればどんな愚作も、あばたもえくぼでそれなりに楽しめるのだがポワゾンはアンジェリーナ・ジョリーが出ていても楽しめなかった。うまく言葉で言い表せないんだけれど物足りないとか、もったいないとか、何かが中途半端で奥歯に物が挟まっているような歯がゆさがあった。

 ポワゾンはアンジェリーナ・ジョリーが出ているというのも魅力の一つだけれど、官能映画って歌い文句に魅力を感じたのも正直な所。そなのに、濡れ場が少ない。少なすぎる。モザイク入るHシーンほどつまらないものはないのですが。(特別に何かが観たいわけでは決してない。)バンデラスはスパニッシュ系の濃い人だから、Hシーンも相当濃い?と勝手に期待していたら意外とあっさり。汗みどろで違う意味で濃かったけれど・・・。それはさておき。

 時代背景がよくわかっていないが為に、今ひとつ理解しがたかったのかもしれない。アメリカ女性がなぜ富の象徴なのか。見合結婚とはいえ見ず知らずの女性と結婚するというリスキーなことが日常的だったのか。そういった疑問が頭の片隅をよぎる。

 ジュリアは強かな女性だ。そうでなければ身分を偽証することなど思いつかないだろうし、実行もしないと思う。肝が据わっているというよりは、どこか死を覚悟しているかのようにも見える。どこか投げやりで、けだるい雰囲気がある。多分、ルイスを危険な官能的な淫靡な世界へ導くポワゾンのような女性=ジュリアのはずなんだが、ミステリアスな女性ではあったが、ポワゾンというイメージには程遠かった。

 それはアンジェリーナ・ジョリーとジュリアとの間の差がありすぎて、近づけば近づくほど演技になってしまう。その演技が違和感となって中途半端になってしまったようにも思える。

 これといった特徴の見当たらない映画もずいぶんと久しぶり。時間のムダとまでは言わないけれど、物足りなさと中途半端さが目に付く一作でした。



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チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル

チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル      ≪公開時コピー≫
     悪魔になることを選んだ
     “伝説”の天使!


       製作国:アメリカ
       製作年:2003年
       公開年:2003年

 【監督】   マックG

 【製作】   ドリュー・バリモア
         レナード・ゴールドバーグ
         ナンシー・ジュヴォネン

 【出演】   キャメロン・ディアス (ナタリー・クック)
         ドリュー・バリモア (ディラン・サンダース)
         ルーシー・リュー (アレックス・マンデー)
         バーニー・マック (ジミー・ボスレー)
         デミ・ムーア (マディソン・リー)
         クリスピン・グローヴァー (やせ男)
         ジャスティン・セロー (シーマス)
         ロバート・パトリック (レイ・カーター)
         ロドリゴ・サントロ
         シア・ラブーフ
         ジョン・クリーズ (アレックス父)
         マット・ルブラン (ジェイスン)
         ルーク・ウィルソン
         ロバート・フォスター
         キャリー・フィッシャー
         ジャクリン・スミス
         アシュレイ・オルセン
         メアリー=ケイト・オルセン
         ブルース・ウィリス
         スヴェン・オリトールセン

 【Zero的評価】 200円

 【リピート率】  ★★★

 【見所】   腹黒いデミさん。

 【鑑賞本数】  年間:55作目  通算:76作目


 【 感 想 】

 3人のエンジェルが帰ってきました。3年ぶりに。3年という月日はあっという間ですが女には過酷なようです。幼く見られがちなルーシー・リューはあまりかわっておりませんでした。ドリュー・バリモアは元々老け顔なので年を感じなかったけれど、キャメロン・ディアスはしわとたるみが痛々しかったです。それ以上にデミ・ムーアが、気合が入っているだけに痛々しかった。それはさておき。

 エンジェル達のお馬鹿っぷりはやっぱり好きだ。年をとってもいつまでも女の子でいるし、前回よりも人物を掘り下げて深みが増している所が、よくある2作目という感じがしなくてよかった。とはいえ、ストーリー展開とか作り方が1作目を踏襲して、あえてそういう作り方をしているのだろうけれど、何と言うか、手抜きっぽく思えなくもない。

 アメリカという国は広すぎて大きすぎて、しかも、移民の国だから、複雑怪奇なことこの上なし。今回の話のポイントとなるFBIの証人保護プログラムもそんな一つ。FBIって何者なんだ?存在そのものが日本人の自分にはよくわからん。悪を根絶やしにする心意気は気合を感じるけれど、悪いことをするには頭がよくないとダメなのかと見当違いなことを思ってみる。

 よくよく考えれば1の時とストーリー展開が同じだということを再認識。やっぱり手抜き…かもしれない。この辺に触れるとオチがわかってしまうので割愛するが、ワンパターンなシリーズものを定着させたいのか?ということは3があるのか?

 アクションシーンは大変よく頑張りましたレベルで正直、年だからムリするなよ・・・とか、物理的にムリだ・・・とか、思うところはある。だけど、それぞれのキャラづけと、それを踏まえた格闘シーンは監督のこだわりなのかもしれない。型にはめた面白さが、チャーリーズ・エンジェルの面白さなのかもしれない。見終わった後に何も残らないけれど、軽くてポップで、オシャレな映画だと思われる。



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サイバーネット

サイバーネット      ≪公開時コピー≫
     
     


       製作国:アメリカ
       製作年:1995年
       公開年:未公開

 【監督】   イアン・ソフトリー

 【出演】   ジョニー・リー・ミラー (デイド・マーフィー)
         アンジェリーナ・ジョリー (ケイト・リビー)
         フィッシャー・スティーヴンス
         フェリシティ・ハフマン

 【Zero的評価】 200円

 【リピート率】  ★★★

 【見所】   綾波レイちっくなアンジー。

 【鑑賞本数】  年間:54作目  通算:75作目


 【 感 想 】

 アンジェリーナ・ジョリーが出ているから手に取った「サイバーネット」。真っ赤に染めたズラっぽい、メットっぽい髪型もキュートだし、体のラインでまくりのライダーっぽい服もステキ。その上、何だかいつもキレていて、そんなところも惚れ直す。アンジェリーナ・ジョリー最高。意外とジョニー・リー・ミラーもかっこよかった。それはさておき。

 11歳の若さですでにハッカーだったデイド君。ハッキングしてFBIのブラックリスト行き。ネット&電話に近づけない禁欲生活7年。ようやく解禁となった高校生。再びネット生活の幕開け。学校には愉快なハッキング仲間がいるし、学校生活をエンジョイ。そうかと思いきや、仲間の一人がやばいものをハッキングしたのが原因で、悪い人に狙われるし、FBIに狙われるし、もう大変。世界中のハッキング仲間と力をあわせて悪い人をやっつけるお話。と書いたら、ものすごくつまらなさそうに見えて唖然。実際はもう少し面白い…映画デス。

 自分は自称ネットサーファーで、一応過去にはネット通販に携わっていたが、はっきり言って未だにパソコンは、便利な四角い箱ぐらいの認識。半年ほど前にはやりのブラストに襲われて、しばし、ネット恐怖症状態に陥ったこともある。正直、まだ怖い。それはさておき。

 だから、楽しそうにハッキングするデイドたち見て、最近の若い子は何考えているのかさっぱりわからないと思って気がついた。95年製作だ。公開時は奴らとほぼ同年代じゃないの?しかも、その頃の自分・・・えらいアナログ人間。ワープロが唯一の最新機器。アメリカってやっぱ先進国だった。と月並みなことを思った。

 ハッキング中の映像は製作年を思えば大変よく頑張りました。若干痛々しいシーンがあったけれど、青春時代真っ盛りの高校生の話と思えば多少は目がつむれる。実際、こんな高校生がいたら真剣にイヤだ。他人事として、作り物として見る分にはそこそこ楽しめる。



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トゥームレイダー

トゥームレイダー      ≪公開時コピー≫
     世界の「謎」は私のモノ。
     


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   サイモン・ウェスト

 【製作】   ローレンス・ゴードン
         ロイド・レヴィン
         コリン・ウィルソン

 【出演】   アンジェリーナ・ジョリー (ララ・クロフト)
         イアン・グレン (パウエル)
         ダニエル・クレイグ (アレックス)
         レスリー・フィリップス (ウィルソン)
         ジョン・ヴォイト (クロフト卿)
         ノア・テイラー (ブライス)
         レイチェル・アップルトン (ララの少女時代)
         クリス・バリー (ヒラリー)
         ジュリアン・リンド=タット
         リチャード・ジョンソン

 【Zero的評価】 320円

 【リピート率】  ★★★

 【見所】   世界の謎。

 【鑑賞本数】  年間:53作目  通算:74作目


 【 感 想 】

 アンジェリーナ・ジョリー目当てで手に取ったトゥームレイダー。何の前知識もなく見始めてトレジャーハンターモノと判明。トレジャーハンターと言えば、王道はインディー・ジョーンズだけに、どうしても二番手感は否めない。実際、魔宮の伝説が頭の中をよぎったのはナイショの話だ。

 元々ゲームがオリジナルと聞けば納得のゲームっぽい作りだなと思ってみる。敵の現れ方やお宝発見まで、ゲームそのものな作りで現実感はあまりない。それがよいか悪いかはさておき。

 ぱっと見の感想はアンジェリーナ・ジョリーによるアンジェリーナ・ジョリーの為の映画。コスプレ(というか何と言うか・・・。)有り、走るはバンジーダンス(というか何と言うか)はするは、水にもぬれるは、犬ゾリ体験もするは、とにもかくにも大忙しです。スクリーン映えする人だから許される・・・?よくもこれだけのことをほとんど自前でよくやったよと感心するやらあきれるやら。プロ根性だけはたくましいと思う。

 トレジャーハンターであり、考古学者でもあるララ・クロフト。広大な敷地にどでかいお屋敷。蓋をあければ超がつくお嬢様なのに、その実態はかなりのお転婆。2丁銃がトレードマークのタフなトレジャーハンター。車庫にはマニアにはたまらない高級車にバイク。ある意味こっちがお宝じゃないかと思ったりもする。こういう細かい設定はゲームっぽくて、よくできているなと思う。実際、ララがトレーニング(?)している場面は失笑すらこみ上げてくるお粗末なモノではあるが、作り物と思えばそれも愛嬌。

 肝心のストーリーはララのどうでもいい(個人的には好きだが・・・。)シーンに時間を使いすぎた為、中途半端だったという印象が残っている。ララ・クロフトだけを見るのであれば、十分楽しめるが、トレジャーハンターとしてのストーリーを求めると今二つ。

 最後にこれだけはどうしても言いたい。

 トレジャーハンター!遺跡壊しすぎだっ!



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YAMAKASI

YAMAKASI      ≪公開時コピー≫
     7人の超人が跳ぶ!
     


       製作国:フランス
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   アリエル・ゼトゥン

 【製作】   リュック・ベッソン

 【出演】   YAMAKASI
         チョウ・ベル・ディン (Baseball)
         ウイリアムス・ベル (L'Aragnee)
         マリク・ディウフ (La Blette)
         ヤン・ノウトゥラ (Zicmu)
         ギレイン・ヌグバ・ボイェケ (ロケット)
         シャルル・ペリエール (ブル)
         ロラン・ピエモンテージ (タンゴ)
         マエル・カモウン (ヴァンサン)
         ブリュノ・フランデル (ミシュラン)
         アフィダ・ターリ (ファティマ)
         ナッシム・ファイド (ジャメル)

 【Zero的評価】 1800円

 【リピート率】  ★★★★★

 【見所】   YAMAKASIのパフォーマンス

 【鑑賞本数】  年間:52作目  通算:73作目


 【 感 想 】

 リュック・ベッソン製作脚本という理由で手にしてしたYAMAKASI。予告を見た時に意味もなくワクワクした。「YAMAKASI」実際に存在するストリート・パフォーマンス集団らしい。

 冒頭のマンションをよじのぼって屋上に到達した7人が朝日を眺めるシーンからやられた。マンションの住人が突如として現れるYAMAKASIに様々な反応をする。怒ったり、怒鳴ったり、驚いたり、声援を送ったり。その見せ方がうまい。その一方で、YAMAKASIは住人に無関心で天辺目指して昇って、朝日を見る。それだけのシーンだが、住人とYAMAKASIの温度差が可笑しい。

 ストーリーはベッソンらしいご都合主義のチープさがある。だけど、YAMAKASIの魅力を最大限引きだすにはある程度仕方ないのかもしれない。

 YAMAKASIごっこが巷ではやりマネをし木から落ちた男の子が入院してしまう。その男の子はYAMAKASIの一人が思いを寄せている幼馴染の弟で、元々心臓が弱かった為、心臓移植しか助かる方法はない。だが、男の子の家族には、手術代を用意することができない。

 男の子の姉に思いを寄せる二人の男。一人はYAMAKASIの一人。もう一人は警察官。二人はそれぞれの方法でどうにか手術代を工面しようとする。YAMAKASIは自分たちの特技を生かして、警察官は正攻法で。どちらのやり方がいいか悪いかはさておいて。

 人間の身体能力は鍛えれば、何でもできるらしい。跳躍力や反射神経や、柔軟性や諸々の事で、YAMAKASIの一挙手一投足。目が離せなかった。冷静な目で見れば、移動するのに手すりやフェンスを踏み台がわりに使う必要はないし、普通に移動すればいいんじゃないのかと思わなくもない。だが、そこをあえて、見せ場の一つとして、見せていく作り方はベッソンらしいなと思ってみる。

 リュック・ベッソン映画のすごさはスピードだなとしみじみと思った一作でした。



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フェイス/オフ

フェイス/オフ      ≪公開時コピー≫
     生き残るのはただ一人…。
     


       製作国:アメリカ
       製作年:1997年
       公開年:1998年

 【監督】   ジョン・ウー

 【製作】   デヴィッド・パーマット
         テレンス・チャン
         クリストファー・ゴドシック
         バリー・M・オズボーン

 【出演】   ジョン・トラヴォルタ (ショーン・アーチャー)
         ニコラス・ケイジ (キャスター・トロイ)
         ジョーン・アレン (イヴ・アーチャー)
         アレッサンドロ・ニヴォラ (ポラックス・トロイ)
         ジーナ・ガーション (サーシャ・ハスラー)
         ドミニク・スウェイン (ジェイミー・アーチャー)
         ニック・カサヴェテス (ディートリッヒ・ハスラー)
         ハーヴ・プレスネル (ヴィクター・ラズロ)
         コルム・フィオール (ウォルシュ博士)
         ジョン・キャロル・リンチ (刑務所の看守)
         CCH・パウンダー (ホリス・ミラー)
         ロバート・ウィズダム (ティム・ビオンディ)
         マーガレット・チョー (ワンダ)
         ジェイミー・デントン (バズ)
         マット・ロス (リーミス)
         クリストファー・バウアー
         トーマス・ジェーン
         トミー・フラナガン
         ロミー・ウィンザー
         ダニー・マスターソン

 【Zero的評価】 200円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   見事な交換っぷり。

 【鑑賞本数】  年間:51作目  通算:72作目


 【 感 想 】

 あれ?こんな話だったんだ。ものすごく派手なアクション映画を期待していたのだが、見た目は派手なのに、中身が地味で見終わった後にがっかり感が残った。観る前に期待値が高い映画は十中八九はずれるのはわかっている。だけど、ニコラス・ケイジだし、ジョン・トラボルタだしと期待してしまったのが原因と思われる。

 ストーリーはつまらないものではないし、着眼点(顔の交換・移植)は斬新だし、適度にアクションシーンがあって、心理的な駆け引きがあったりで、面白くてもいいはずな内容。なのに、なのに。なんで?ど~して?と釈然としない思いを抱いて、もんもんとしてみた。あんまり言いたくないけれど、濃いぃ顔二人・・・だから?それともトップクラス(と表現するのも若干の抵抗があるけれど。)の役者で譲り合いの精神ナシで我をはってしまったがため?いずれにしても、キャスティングに大物を配してコケるパターンはよくあるけれど、これほどっていうのはひどすぎる。

 トロイ演じるニコラス・ケイジはどちらかという好きな感じの狂いっぷり。ぱっと見から「なんかこの人やばい」オーラがでていて、極力近づきたくない不気味さがある。トロイを追いかけるFBI捜査官ショーンを演じるトラボルタが、家族思いのいい人なだけに、顔がショーンで中身がトロイの時の不気味さは半端じゃない。

 役者はすごい!と思ったのは事実。外見はトロイなのに中身はショーンで、外見はショーンで中身はトロイ。ニコラス・ケイジがジョン・トラボルタで、ジョン・トラボルタがニコラス・ケイジ。これはすごいとしか言い様がない。ほとんど違和感なかったから余計にすごいと思う。(全くではない。現実ムリでしょ?という違和感はやっぱりあるから・・・。)

 冒頭に戻ってしまうが、それなのにどうして・・・と思う。

 ニコVSトラ。見た目が美しくないのが原因なのか?!ヒロインがいないからか?汗臭さだけが妙に記憶に残った一作。



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シックス・センス

シックス・センス      ≪公開時コピー≫
     教えて・・・
     なぜ、僕だけが。


       製作国:アメリカ
       製作年:1999年
       公開年:1999年

 【監督】   M・ナイト・シャマラン

 【製作】   フランク・マーシャル
         キャスリーン・ケネディ
         バリー・メンデル

 【出演】   ブルース・ウィリス (マルコム・クロウ)
         ハーレイ・ジョエル・オスメント (コール・シアー)
         トニー・コレット (リン・シアー)
         オリヴィア・ウィリアムズ (アンナ・クロウ)
         トレヴァー・モーガン (トミー)
         ドニー・ウォールバーグ (ヴィンセント・グレイ)
         グレン・フィッツジェラルド (ショーン)
         ミーシャ・バートン (キラ)
         M・ナイト・シャマラン (ドクター・ヒル)

 【Zero的評価】 200円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   おどろおどろした展開。

 【鑑賞本数】  年間:50作目  通算:71作目


 【 感 想 】

 最初にブルース・ウィリスからのお願いがあり、それを遵守するのであれば、本当に何も言えなくなるので当り障りない程度に。

 キーワードとして、霊能力、虐待ぐらいは話しても大丈夫・・・かな?

 前評で怖い、オカルト系と耳にしていただけにびびっていたが、予想以上に怖くなかったなというのが正直な感想。

 シックス・センス。直訳すると第六感ということか。目に見えないモノが見えるとか、何かを感じるとか、不思議なものではある。人が潜在的に持ち合わせている能力だとは思うが、捨ててしまった能力であるようにも思う。基本防衛なのかもしれない。人の脅威となるのは最終的に「人」でしかないので、思っていることとか知らないほうが生きていく為に楽なのかもしれない。体力的な問題もあるのか。いずれにしても平凡な人間にはわかりかねる。

 だから、コール少年が目に見えないモノが見えることで、おびえたり騒いだりする姿は例え親であっても異質なものに移るのだろう。それをどれだけ受け止められると思ってみる。子どものことを100%信じてあげられればベストだけれど、その前に人の理性として受け止めきれないモノもある。それを受け止めたマルコム先生は精神科医という職業を抜きにしても、すごいと思う。

 最近、特に子どもへの虐待をテレビ等でよく目にする。自分は子どもがいないし、幸いなことに虐待を受けたことはない。ただ、そうせざるを得ない状況もあるから虐待する気持ちはわからないでもない。でも、弱いものを虐げるそのエネルギーを違うところで発散しようとは思う。

 今考えると割と時間軸行ったり来たりする映画。マルコム先生の回想と思われるフラッシュバック的な記憶の断片がある。でも、微妙に違っていて、どれが本当なのか惑わされる。映画の中だけではなく、現実の世界でもどれが本当なのかなんてそうそうわからないけれど、真実を見極める視力を養っていかないといけないなと思ってみる。



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