選抜クラスの鍋田です。
先日、特別授業でアニメアフレコの授業を受講させていただきました。
私にとって初めてのアフレコ授業、すごくドキドキしていました。
事前に配役を決めていたため、授業が始まるとすぐにマイク前に立ち、アフレコが始まりました。
教材をいただき配役が決まってから、自分の役をまっとうできるようにキャラクターを研究し、練習を重ね、最大限の準備をして授業に臨みました。
そのため、上手くできるかという不安よりも、「自分のできる表現をしよう」という気持ちが強く、かなり意気込んでいました。
そして、頭から最後まで一通りお芝居を見ていただき、緊張の感想タイムを迎えました。
講師の方からいただいた感想は、
「全体的に声も出ているし、キャラクターに合わせたお芝居もできている。ただ、今みんなが演じて作ったアニメの1話は、面白い作品とは言えない」
というものでした。
自分自身、アフレコをしながらクラスのみんなのお芝居を見ていて、「こんな表現の仕方もあるのか」「自分ももっといろんな表現やお芝居をできるようにならないと」と、勉強になることがたくさんありました。
そう思っていた中で、「面白い作品とは言えない」と言われてしまったことで、衝撃を受けたと同時に、「このままではプロになれない」という危機感も強く感じました。
その後、なぜ面白くなかったのか、理由を伺いました。
それは、みんなが「型に囚われた演技」をしていたからでした。
「みんなの演技は、『これが正解ですよね?』と型にハマりすぎている。その演技なら、このキャラクターを演じるのは他の人でもいい。このキャラクターを自分が演じる意味、自分でなければいけない理由。そういうものを感じさせるお芝居が必要だ」
そう教えていただきました。
今まで、自分のお芝居をしようと思っていても、頭のどこかにはずっと「こうするべき」というセオリーのようなものがあったような気がしました。
今振り返ると、「周りと違うこと」や「正解から外れてしまうこと」を、恐れてしまっていたのだと思います。
もちろん、セオリーを学ぶことや、協調性も、大切だと思います。
ですが、お芝居の世界では、周りと同じことが正解とは限らず、「自分にしか出せない表現やお芝居」を持っていることも、すごく重要なことなんだと感じました。
今回の特別授業を通して、「この役を自分が演じる意味は何なのか」「自分にしかできない表現は何なのか」。そこをもっと追求していかなければ、私がこの役を演じる意味がなくなってしまう。
だから、改めて「自分」のことをもっと知り、向き合わなければいけないという気づきの機会をいただきました。
この貴重な学びを大切にして、より良いお芝居ができるように精進してまいります。
選抜クラス 鍋田