選抜クラスの屋名池(やないけ)です。
先日有難い機会があり現場へと赴くことが叶いました。
まだまだ未熟な身ではありますが、この熱を少しでもお伝え出来ればと思います。
今回参加させていただいた現場は、
これまで自分が経験してきた授業の空気とは明確に違うものでした。
もっと張り詰めた厳しい空気を想像していましたが、
実際にそこにあったのは「作品をより良くしよう」と全員が同じ方向を向いている真剣な熱でした。
緊張感はありながらも温かく、多くの場面で助けていただいたことを強く覚えています。
特に印象に残っているのは、役者の方々の作品への向き合い方です。
セリフを発すること自体が目的なのではなく、その一言一言で作品を前へ進めようとしている姿勢。
それが特別なものではなく、自然で当たり前の基準であることに触れた時、強いワクワクを覚えました。
このような感覚は、これまで幾度となく言葉では聞いてきました。
けれど、それは自分の中で本当の意味を持ってはいなかったのだと思います。
やはり肌で感じて初めて、自分の基準が書き換わるのだと実感しました。
同時に、自分はこの作品にどれだけ貢献できていたのだろうか、とも考えました。
正直なところ、まだ明確な答えは出ていません。
ですが、作品を前に進めようとする姿勢が“当たり前”の基準であるという事実を知った今、
知らなかった頃の自分のままではいられないと感じています。
基準を知ってしまった以上、
そこに届かない自分でいることの方が、違和感になる。
次に現場に立つ時は、
自分が何を受け取るかだけでなく、
何を渡せるのかを考え続けられる存在でありたいと思います。
今回このような貴重な経験をさせていただき、
改めて心より感謝申し上げます。
選抜クラス 屋名池