選抜クラスの森原です。
先日、森川先生が出演されるイベントでスタッフとして働かせて頂ける機会を頂きました。
とてもありがたく貴重な体験ができたので、 その時のお話をさせていただきます。
イベントでは、物販や受付、会場案内など
いくつか担当に分かれて動いていたのですが、 私はなんと募金箱の担当でした。
その募金箱ですが、震災への寄付を目的としており、
普通の募金箱と違う所はなんと、出演された方々の直筆サインが書かれているというのです。
なので、写真を撮る方々で募金箱周りが賑わう事もあり、度々整列のお願いを促す必要がありました。
もちろん大切な募金を預かっているので目を離すわけにもいきません。
接客業の経験もあったので、お声がけなどに抵抗が無かったので、その経験が活きた事は幸いでした。
昼と夜の公演でどんどん重くなっていく募金箱。
皆さんから被災地への思いやりや、出演者さんへの想いを目の前で感じる事が出来、ほっこりしながら業務にあたっていると、
ある女性が笑顔で声をかけてくださいました。
「私も普段、接客業をしているんです。だからこのイベントに来る度に、皆さんの対応が素晴らしくて参考にさせてもらってます。」
その女性はとても素敵な笑顔でそうおっしゃられて、周りのスタッフ一人一人にも「ありがとうございました。」と挨拶されながら会場を後にされました。
私がスタッフとして参加できたのは初めてでした。
けれど、これまで業務に携わった方々や 森川先生をはじめ、出演された皆さんが
お客様やスタッフ間でも思いやりをもって動いているという事が自然と継がれて、
お客様にも伝わっているのだなと感じる出来事でした。
そして、もう1つ印象的だった事は皆さんの人柄でした。
私たちが緊張しながらも挨拶をすると、スタッフの方々も明るい笑顔で返してくださるのです。
さらに、出演された声優さん方も、あんなにたくさんの歓声を浴びた後でも
私たちの様な若手のスタッフにも丁寧に頭を下げて挨拶をしてくださいました。
プロの現場で活躍される方たちは、人となりも素敵なのだなと、 改めて自分たちの目指す世界のレベルの高さに感動する一日でした。
選抜クラス 森原