「最初の武器」 | ~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

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アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~

アクセルゼロ公式ブログをご覧の皆さん、おはようございます!

選抜クラスの増田と申します!

 

今回は先日のレッスンで学んだことをお話ししたいと思います。この日のレッスンでは前半にボイスサンプルのチェック、後半にお仕事に繋がるオーディションがありました。

 

まずはボイスサンプル。先生からいただくアドバイスはチェックしてもらっている人だけでなく、生徒全員に当てはまるものが多いと痛感しました。「人の振り見て我が振り直せ」に近しいと言いましょうか。

 

例えば、人物同士の距離感、高齢の役を演じる際の身体の使い方、キャラクターの心情表現といった指導。一人一人に沿った解説からでも「自分も似たような部分があるから直さなくては」「この年齢を演じるポイントはここにあるのか」といった発見を沢山得ることが出来ます。収穫の多い時間でした。

 

次にオーディション。その場で渡された台本を読むことになるのですが、文章を一度甘噛みしてしまい悔しい思いの残るパフォーマンスになりました。以前とあるレッスンで「本番で何度も噛むとリテイクが重なるから、文章を一度でしっかり読める方が良い」という話を聞いていたからこそ、より歯痒く感じられました。

 

このブログに掲載されている生徒さんの文章の中でも「声優には瞬発力が必要だ」という話が何度か出ています。私は今回のオーディションで改めて痛感しました。その場で貰った文章を短い時間で理解し、表現することができるか。基盤となる演技力に加えて、これが「プロの声優」に最低限必要な、そして長く仕事をしていく為に重要な能力なのだと私も考えました。

 

最後に。

当然のことですが、共にレッスンを受講する他の生徒の皆さんはライバルです。進級、所属をかけて競うことになります。

 

そんな状況だからこそ、一度言われたことは自他関係なく出来る様になること、そして瞬時に最高レベルのパフォーマンスを引き出すこと。これが常にできることが、狭き門を潜り抜けプロのスタートラインに立つ為に必要な「最初の武器」であると私は心に刻みました。

 

選抜クラス 増田