今回、僕前平は初めての貴重なスタジオ体験、そしてさらにその出来事を振り返るブログの記事まで書かせて頂けるとの事でその日の事を改めて自分自身でも振り返り、酸いも甘いも噛み締めながら書いていこうと思います!
まず声優ならば一番多く足を運ぶ場所といっても過言ではないかもしれない「スタジオ」
そこにいつか僕も足を運ぶんだと思いつつも、イメージをするという事だけではやはりいまいち現実感が無いものでした。
しかしそんな僕も今回の貴重なチャンスを頂いて、今まではイメージでしかなかったものが自分の前に形をなして現れ、揺るがないものとして邂逅したときはなんとも言えない高揚感で一杯だったのを今でも覚えています!
独特な例えかもしれませんが、海に憧れている井の中の蛙が初めて水平線の彼方まで見える海を目の当たりにした感じ、とでも言いましょうか、果てのない探求が待っているようでとてもワクワクしました!(笑)
しかしいくら美しい見た目といってもそれとは裏腹にあくまでもそこは海です。
今まで自分の世界だと思っていた淡水とはかなり状況も違います。
お恥ずかしい話、まだまだ不馴れなガヤ収録で一発で喉を痛めてしまったんです。
体験をしていくうちに自分のまだまだ未熟なところが浮き彫りになって、その途端に自分が作り、乗っている船が泥の船のように見えてきたりさえするほどでした。
でもそんな時、収録終わりにアクセルゼロの先輩方にお食事に誘っていただき、まだまだ若輩者の私に色んな優しいお言葉、解決のアドバイス等を与えてくださる機会があり、
その優しさが「諦めないで、君なら大丈夫」
と言ってくれているようでとても心強い気持ちになりました!
ナヨナヨしてても何も変わりません!
船が泥なら焼いて陶器に、それでも駄目なら浮くように形を工夫しろ、今自分に出来うる最大限の足掻きを自分の未熟さにぶつけてやろう!と
この日のスタジオ体験が人としても、声優を志す者としても一皮むくことができるそんな貴重な体験でした!
このチャンスや出来事に携わっていただけた全ての方、そして僕の拙いながらも今の思いの丈を込めたこの記事を読んでいただけた方への感謝をここで!
「ありがとうございます!」
基礎クラス 前平