「外郎売り」 | ~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

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アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~

はじめまして、Sクラスの石山と申します。


この度、授業の様子をご報告するため、

書かせて頂きました。


私は毎年の課題「外郎売り」について、お話致します。

6月に入ってから、外郎売りのテストが始まりました。

外郎売りでは大きく2つ、重要ポイントがあります。


1、外郎を売る気持ちを大切にする


2、しっかり発声・正しい滑舌に気をつける


12は相互に作用していて、

どちらも出来ている必要があります。


また、個人のレベルにより、求められる完成度は変わります。

しかし私には、私に出来る精一杯を表現するしかありません。


私の解釈やイメージ、状況をいかに共有してもらうか。


つまり、聞いている人に楽しんでもらえるか。

今回の発表にあたり、大切にしたテーマです。


結果は、無事に合格を頂く事ができました。

まだまだ至らない点も多く課題が残りますが、

更に良い表現を模索しようと改めて反省しました。

日常生活の中に潜むイメージの元はたくさんあります。


スーパーの試食販売員、営業職、活気のある商店街、

テレビの通販番組、こだわりの強い飲食店などなど。


オススメしたい時はどう言っていたかな?


物を売るときに、何を気をつけていたかな?


どんなテンションでいるかな?


私なら、どういう人から買うかな?


アニメのレッスンが始まってから、

「普段どう言ってる? 日常生活でそうなるのか?」

という先生の指摘が入ります。



いつも見聞きするモノしか、私たちは知りません。

そこから何をどうやって引き出し、芝居に組み込むか。


やはり役者は、自分を見せる仕事なのだと感じています。


これまでの私の目標は、

日々勤勉に励む。


本当に必要なモノを見極める。


知らなかった沢山の知識を身につける。


友人を大切にする、でした。


最近、とても感じているのは、

高い意識と貪欲な好奇心と柔軟な心が足りない。


一昨年、初心者の私はゼロの基礎クラスに入りました。

基礎でも研究でもクラスで1番のヘタクソでしたが、


何とかSクラスまで上がる事ができました。


これからはプロになることをより意識して、

しかし追う立場であることは忘れず、精進して参ります。


Sクラス 石山