幸運なことに、二度目のお仕事をいただくことが
できました。
本当にありがたいです。
さて、前回はドラマCDでしたが、
今回はアニメのお仕事です。
憧れの声優さんの名前がズラリと並ぶなかに
入っていくプレッシャーは相当なものでしたが、
今回も頑張ってきました!
当然私はアニメの現場は初めてでしたので、
わからないことだらけでした。
しかも今回は同期の仲間がいない。
わからないことは自分から先輩方に聞きにいかなければならないのです。
失礼にならないように、絶対に邪魔をしないように。
でも、出来るだけ多くのものを持って帰りたい。
事前に森川先生が貴重な時間を割いて
ご指導くださり、マイク前の動きや声のあて方、
心構えなど、さまざまなことを教えていただきました。
同じ失敗を繰り返してしまって申し訳ありません。
ご指導ありがとうございます。
そのため私は1つのことを必ずすると決めました。
というより、しないと決めました。
「現場やマイク前で、絶対に萎縮しない」
ちゃんと声を出さなくては話になりませんし、
もごもごしゃべっては先輩方にも失礼ですから。
そしていざ当日、まずは監督や先輩方、
スタッフの方々に挨拶を済ませます。
ですが、この段階から先輩方は本当に優しい。
私が今回強く感じたのは、声優として優れた人は、
皆、優れた人格者なのだということでした。
『どこどこの事務所の○○です。よろしくお願いします』
大体こういった内容の挨拶を皆さんにするわけですが、
先輩方はそのあとに、
『今回が最初の現場?』
だとか、
『頑張ってね』
だとか、そうではなくとも素敵な笑顔で
挨拶を返してくださりました。
身をもって、今活躍している方々は、
人として尊敬できる、
好かれる方々ばかりなのだなと感じました。
テンプレート通りの挨拶しかしない人なんて1人もいません。
また、今回の現場は福山さんとご一緒することが
できたのですが、休憩に入ってすぐ、
私のところへ来て緊張をほぐしてくださいました。
とても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
さて、演技に関してですが、
マイク前の演技はやはり自分でも
納得できるものではなく、
収録のあとにマネージャーさんから
「まだまだ腹式呼吸ができていない。
セリフになっていない」
というご指摘をいただきました。そして、
「最初のアニメの現場にしては、
まあよくやったんじゃない?」
と言われてしまいました。
申し訳ありません、精進します。
「○○にしては~だった」
ではなく、
「上出来だった」
と言っていただけるように努力しようと心に誓い、
これからのレッスンに励もうと思っています。
またお仕事に呼んでいただけるよう、日々、精進!
1期生 長岡