「まだまだ寒いです」 | ~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

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アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~

先日、ボイスサンプルの収録がありました


いよいよ形にする時が来たわけです


一人ずつ時間を割り振られスタジオへ赴きます

「う」から始まる僕は比較的早い順番

というか2番目


当日

到着して数分後、

トップバッターが録音を終えて出てきました

お疲れさまでぃーす

あれ!?顔が青い!顔が青いよ!

……中で何があったんでしょうか(泣)


気を取り直して。

本日の指揮を執ってくださる方々に挨拶。

そして録音ブースへ。

ブース内で台本に目を通していると、

スピーカーを通して名前を呼ばれました。


さて

ボイスサンプルの台本作成から収録にあたって

心がけてきた事があります。


養成所生であるという意識を捨て去る。

気持ちは仕事の無いプロといった感じでしょうか。

ボイスサンプルは名刺のようなものだと思います。


それを作るに

学生気分では勤まらないと考えています。

一年の締めくくりにボイスサンプルをというのも、

プロになる人間としての自覚を持てという

森川先生からのメッセージなのだと思います。


レッスンや普段生活をしている上で

常に意識していることでもあります。


「誰かがどうにかしてくれる」なんて考えはだめ。

自分で全部やるんです。


まあ、実際は色んな人が力を貸してくれるおかげなんですが。

己の気の持ちようとしては間違っていないはず。


何やら偉そうな事をのたまいましたが、

プロとしてやっていく覚悟は

プロになってから持つのでは遅いというか

持っていないとプロにはなれないというか。

高い意識を持って働くバイトに

「毎日頑張ってんな!社員にならんか?」

ってなもんで、至極普通の事だと思います。


そんなこんなで録音は無事終了

いや、有事終了?


萎縮もせず力は出せましたが、

自分の考える百%会心の出来ではありませんでした。

なんか煮詰まっていない部分も露わになったし……


限られた時間の中でズバッと決める正確性と、

心の内から湧き上がる感情の両立。

声優は技術職でもあると思います。




0期生 浦嶋




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