伊勢の名酒場「一月家」の帰り道。
駅に向かい、二人してフラフラと歩いていると、ふと視界に入ってきた静かになびく白い暖簾。


近づいて見ると、
ガラスの向こうにステンレス製のキラキラと輝く醸造設備。
おぉブリュワリーではないですか!

閑散とした商店街付近に突如現れた
小さなワイナリー
「伊勢美し国醸造所、斎庭(yuniwa)」


扉を開けると、小さな店内はカウンター 6席とテーブルがひとつ。
迎えてくれたのはスマートな立ち居振る舞いの若きソムリエ。
バック棚に並ぶワイングラスのシルエットが美しい。



昨年秋に開業したばかりのワイナリー。

バック棚は隠し扉のようになっていて、その奥にはレストランがあるという。
興味をそそるが、それはまたの機会に。

あまり出会うことのないフレッシュなワインを少々。

お勧め頂いた出来立てのロゼワインはキレが良く香り華やか。



若きソムリエさんは以前、芦屋のお店にいたという。
お、隣街ではないですか。
暫し話が弾んだ後、私達は締めにホテルの近くでもう一軒立ち寄ることに。

親切で優しい若きソムリエさんに駅前にあるカジュアルなBARを紹介頂き、その夜の締となりました。


行き当たりばったりのような夫婦(みおと)旅。 
小さなワイナリー「伊勢美し国醸造所、斎庭」は思わぬ良き出合い。
伊勢に、また行きたい理由がひとつ増えました。

この2年ほど、病気がちの妻ですが体調の良い時はよく呑めるし、旅をしたいと言う。 
いつになるやら次回の夫婦旅。
妻の希望は無限にあるようですが😅