朝、見るとはなしにテレビを流していると、お伊勢さんのおはらい町やおかげ横丁などを話題にしてて、そう言えば6月に妻と二人で10年ぶりに伊勢を旅してもう4ヶ月。

記憶が薄れる前に、その時の美味しい酔い話を・・・  伊勢旅の備忘録


(五十鈴川に掛かる宇治橋、内宮へと続く)

二泊三日の三重の旅。

伊勢は二日目。四日市からの移動。




お伊勢参りからのおはらい町、赤福〜伊勢角屋麦酒〜おかげ横丁、伊勢うどん。



(伊勢角屋麦酒の4種の試飲セットは大変お得)


妻は伊勢うどんに対する10年前の記憶から、なぜか「あの、まずいうどんを食べたい」と意味不明で失礼な事を言ってたものだから、「いや、あれは意外と旨かったよ」とにかく検証しよう!

という事でおかげ横丁のうどん屋さんで一番シンプルな伊勢うどんを二人で一杯。



ひと口食べて、

妻、「あら、美味しい」

そして食べ終わってから

「腕、あげたね!」・・・

愛妻は時々可笑しな事を宣う(笑)


我が夫妻の失礼な言動を伊勢うどん連盟様(有るのかな?)に深く陳謝致しますm(__)m


夕方4時頃からは、この旅のもう一つの目的地。名酒場「一月家」。


私自身8年振りだが、何も変わらないゆとり有る空間と和やかな雰囲気、緩やかな空気感。
白木のカウンターは幅広く長い。
数年に一度、鉋(かんな)で極薄く削って美しい白木の風情を保つのだそうです。

座敷も広く天井が高いので、グループで賑々しく飲んでいても、煩く感じ無い、気になら無い、落ち着ける広い空間が素敵過ぎる。


こちらのお勧めのひとつ、アワビに見えるのは「ふくだめ」。

地域によって呼び名は違うけど、一般的にはトコブシで通るでしょうか。流れ子と言う綺麗な名で呼ぶ地域もある。

とは言え、私が知ってるトコブシよりも明らかに大きい。

柔らかく煮ていて何皿も食べられる旨味抜群の逸品だけど、財布が「ダメよ」と呟いた。



さらに、元祖居酒屋探訪家の太田和彦さんが全国居酒屋3大湯豆腐と絶賛した湯豆腐がやはり旨く、これにも妻が今度はオッサンのように「旨ぁい!」と唸る。



酢だこやら、ぶり照りやらアレヤコレヤと際限無く堪能。

お店の方々やお客様たちとのフレンドリーな時間はこの旅の貴重な思い出。

たっぷり呑んで食っての平和で楽しい時間を頂きました。



とは言え、それで終われる筈もなくまだまだ梯子酒が続いたのでした。

         to be continued